ロシアは世界で最も多くの標準時を持つ国で、UTC+2からUTC+12の時間帯に11の標準時を持っている。2016年5月29日以降のロシアの時間帯は以下のとおり。2010年3月28日の夏時間開始と同時に、カムチャツカ時間が廃止されてマガダン時間に統合され、サマラ時間が廃止されてモスクワ時間に統合された。これによってこれまでより時間帯が2つ減り、UTC+2からUTC+11の時間帯に9つの標準時を持つこととなった。ロシアには1981年4月から2011年3月まで夏時間の制度があったが、その夏時間を「通年のもの」とする形で廃止された。これにより、モスクワ時間などの各標準時は1時間進められた。夏時間の期間は、当初は4月1日から10月1日までであったが、廃止前は3月最終日曜日の午前2時(現時時刻)に1時間進め、10月最終日曜日の午前3時(現時時刻)に1時間戻すというものであった(ヨーロッパのものとは若干異なる)。しかし、国民の不満を受けて2014年7月22日にウラジーミル・プーチン大統領は標準時を冬時間に戻す法案に署名し、同年10月26日よりロシアの時間帯の変更が行われた。この法案により、ロシア国内の全ての標準時が1時間戻され、2010年3月以前の冬時間の時間帯が採用された。そのほかに、2010年に廃止されたカムチャツカ時間とサマラ時間が復活し、一部地域では時間帯の変更が行われた。そのため、マガダン州はマガダン時間からウラジオストク時間へ変更となり、旧マガダン時間エリアの北部地域には、新たにスレドネコリムスク時間が設けられた。以上の変更が行われた結果、ロシア時間は再びUTC+2からUTC+12まで11の標準時を持つこととなった。2016年3月26日に、一部の地域の標準時が変更された。2016年4月24日に行われた一部地域の標準時変更により、マガダン時間が復活しスレドネコリムスク時間は廃止された。2016年5月28日にトムスク州が、同年7月24日にノヴォシビルスク州がオムスク時間(UTC+6)からクラスノヤルスク時間(UTC+7)に移行した。
出典:wikipedia
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