〈柴田南雄音楽評論賞〉(しばたみなおおんがくひょうろんしょう、"Minao Shibata Award for musical criticism")は、学校法人桐朋学園が運営する音楽評論家育成のための顕彰事業。1983年に財団法人アリオン音楽財団により発足した〈アリオン賞〉の旧音楽評論部門として1988年に第一回選考が行われ、1996年からは、同賞の選考委員でもあった作曲家・評論家の柴田南雄の業績を称え〈柴田南雄音楽評論賞〉と改称、音楽評論家の登竜門として設けられた。2006年度までは隔年で公募選考が実施されていたが、2007年度からは毎年募集されることになった。2011年度には同賞創設来初めて本賞が贈られた。同賞の前身〈アリオン賞〉音楽評論部門の開始から24年目、〈柴田南雄音楽評論賞〉への改称から16年目にして初の贈賞となった。2012年度にも本賞を授賞した。2013年のアリオン音楽財団の解散により、同財団の残余財産は学校法人桐朋学園に寄付され、本賞の主催は桐朋学園大学アリオン江戸音楽振興基金に移行した。音楽評論を広く社会的に発表し音楽文化の質の向上に貢献することのできる音楽評論家を育てることを目標として、将来を期待される有能な個人に対し、その活動を顕彰しまたは助成する賞金が授与される。音楽に的を絞った評論の顕彰は日本ではまだ珍しい存在であり、音楽評論界へのこうした働きかけが、音楽表現と批評の現場との交流促進、活性につながるとされていた。桐朋学園へ運営移行後柴田南雄音楽評論賞
出典:wikipedia
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