『ビアンカの大冒険』(ビアンカのだいぼうけん、原題:"The Rescuers")はウォルト・ディズニー・プロダクション制作のアニメ映画作品。アメリカで1977年6月22日に公開された。日本での公開は1981年12月19日。ウォルト・ディズニー・プロダクション創立50周年記念として制作された本作はマージェリー・シャープの小説『The Rescuers』(邦題『小さい勇士のものがたり』)と『Miss Bianca』(同『ミス・ビアンカのぼうけん』)が原作。二作の合成である為、内容は大幅に変えられている。4年月日をかけて、スタッフは合計250名。参加したアニメーターは40名。描いたスケッチは33万枚、14のシークエンスに個別場面1039と750の背景がある。グレン・キーンとロン・クレメンツは本作が長編アニメ初参戦。ナイン・オールドメンのミルト・カールは本作をもって引退。共同監督の一人・ジョン・ラウンズベリーは本作製作中に急死。『王様の剣』から始まった指揮・ウォルフガング、サポート・ミルト、フランク、オリー、ジョン、エリック体制の最終作となった。ビアンカとバーナードが好評だった為、13年後の1990年に続編の『ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!』が公開された。ネズミの国際救助救援協会ニューヨーク本部に、少女ペニーから瓶に入った助けを求める手紙が届いた。協会のメンバーであるビアンカとバーナードは、その手紙を受け、アホウドリ航空のオービルの背中に乗ってペニーを探す旅に出る。1999年1月8日、アメリカのウォルト・ディズニー・カンパニーは映画の背景に不快な画像があるとして約340万本のソフトの回収を発表した。問題となったのは、映画のフィルム全体の11万コマに、2コマだけ表示されるトップレスの女性の画像だった。ビアンカとバーナードがオービルに乗ってニューヨークの街を飛行中、建物の窓に2コマ表示される。再生速度の問題で通常は見えなかったのだが、ビデオソフトが発売されコマ送りができるようになったため発覚した。(1988年の映画『ロジャー・ラビット』でも似た事態が起こっている。)以後は該当のシーンを修整したバージョンが発売されている。
出典:wikipedia
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