ヘンリー・J・カイザー級給油艦()は、アメリカ海軍の艦隊給油艦(補給艦)。基本的な艦体形状は先代のシマロン級のそれを受け継いでおり、艦橋は艦の後部に配置され、艦尾はヘリコプター甲板となっているが、格納庫は設置されていない。この他に、アメリカ海軍の補給艦としては初めて、主機関にディーゼルエンジンを採用したのも大きな特徴である。本級よりやや早い1981年に就役したシリウス級戦闘給糧艦もディーゼルエンジンを主機関としているが、こちらは元々1960年代にイギリス海軍補助艦隊向けに建造された艦をアメリカ海軍がリース(後に購入)したものである。給油ステーションは右舷3ヶ所、左舷2ヶ所の計5ヶ所である。このほか、ドライカーゴの移送用に両舷1基ずつのハイライン設備も持つ。本級は、以下の物資を搭載可能である。当初はペンシルベニア造船所が建造を担当したが、契約は履行されず、後にアメリカン造船のタンパ造船所で建造が行われた。18隻整備の予定であったが、5番艦と6番艦の2隻は、完成直前に建造がキャンセルされ、16隻が建造された。
出典:wikipedia
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