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関西中等学校優勝野球大会

関西中等学校優勝野球大会(かんさいちゅうとうがっこうゆうしょうやきゅうたいかい)は1915年に行われた第1回全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会)の大阪府・奈良県・和歌山県を対象にした関西地区予選。現在の全国高等学校野球選手権大会の前身大会にあたる全国中等学校優勝野球大会は1915年7月1日、大阪朝日新聞の社告で第1回大会の開催が発表された。関西においては、兵庫県が全国で唯一となる単独代表を認められた他、大阪府・奈良県・和歌山県が関西大会、京都府と滋賀県は京津大会(1956年に京滋大会に改称。1972年まで開催)に組み込まれ地方予選を行うこととなった。関西大会には大阪府から5校(市岡中・八尾中・明星商業・市立大阪工業・市立大阪商業)と和歌山県から3校(和歌山中・耐久中・高野山中)の計8校が参加した。なお、奈良県からの参加校はなかった。翌年の第2回大会からは全国大会の開催球場であった豊中グラウンドが所在する大阪府が新たに単独代表を認められ、奈良県と和歌山県も紀和大会を編成したため関西大会は1回限りで消滅した。和歌山中が決勝で市岡中を2-1で降し、関西代表として第1回全国中等学校優勝野球大会への出場を決めた。和歌山中はこの年から1928年まで14年連続で全国大会出場を果たし、連続出場記録は2015年現在も破られていない。

出典:wikipedia

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