株式会社富山銀行(とやまぎんこう、英文名:THE TOYAMA BANK, Ltd.)は、富山県高岡市に本店を置く地方銀行。いわゆる戦後地銀であり、国内最小規模の地方銀行として知られる。富山県外には店舗を持たない。2014年10月2日、東証2部に上場し、翌15年10月28日同1部に指定替えとなった。また同年11月24日には、県中央部の基幹店と位置付ける小杉支店(射水市)が新築オープンしたほか、2016年上期中には金沢事務所(金沢市)を営業所に昇格させ取引を深耕させたいとしている。かつてはNTTデータのSTAR-ACEを採用していたが、2012年(平成24年)5月から同社のSTELLA CUBEへ移行した。同行の通帳・キャッシュカードを同行ATM(他行幹事による共同CDは除く)にて入出金した場合は、時間外を含めて完全無料で利用できる(ただし振込の場合は、別途振込手数料が必要である)。また、2012年10月9日からは、金沢信用金庫のATMを利用した場合でも時間外も含めて無料となっている。法人カードが提携先で無料で利用できるのは、ゆうちょ銀行とセブン銀行となっている。赤レンガ建築の本店建物は、1914年(大正3年)12月に高岡共立銀行本店として建てられた。擬ルネッサンス様式の建物で、屋根は銅板葺きである。1964年11月に富山銀行の本店がそこに移転するまでは、北陸銀行が高岡支店として使用していた。この建物の設計は、東京駅を設計した辰野金吾の監修のもと、清水組の田辺淳吉が担当した。本店が建つ守山町は、国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている「山町筋伝統的建造物群保存地区」の一画である。この建物も山町筋の景観を構成する伝統的建造物に特定されており、市民より「赤レンガの銀行」として親しまれている。2014年12月25日には、建築から100年を迎えた。『富山の建築百選』および『とやまの近代歴史遺産百選』にも選ばれている。
出典:wikipedia
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