龍光院(りょうこういん)は、京都府京都市北区紫野にある臨済宗の寺院。臨済宗大徳寺派大本山大徳寺の塔頭である。国宝・重要文化財の建物や美術品を多数有するが観光を目的とした拝観は一切受け付けておらず、特別公開の類も行わない。いわゆる拝観謝絶の寺院である。初代筑前福岡藩主の黒田長政が父、如水の菩提を弔うために建立、開基。作事奉行は黒田利長、黒田一成。孝高の法名・龍光院殿如水円清大居士より龍光院と称す。開山した春屋宗園が当院で隠棲し間も無く亡くなった為に、事実上の開山となった江月宗玩(こうげつそうがん)は小堀遠州などと親交があり、在世中には遠州が営んだ孤篷庵も院内にあった。江月宗玩は津田宗及の子であり、龍光院に伝来する名物茶道具の多くは、宗及の遺愛品が相続によって龍光院の有に帰したと推測されている。かつて建立当時の龍光院は、現在の3倍ほどの敷地で数多くの建物が有ったが、明治の廃仏毀釈、神仏分離令の施行に際して破却の憂き目にあい、現在の姿となった。出典:2000年までの指定物件については、『国宝・重要文化財大全 別巻』(所有者別総合目録・名称総索引・統計資料)(毎日新聞社、2000)による。建造物の文化財指定経歴は以下のとおり。龍光院は明治維新まで高松宮・有栖川宮の菩提寺でもあった。初代・好仁親王から第8代・韶仁親王までの歴代墓所がある(ただし、第2代・良仁親王は践祚して後西天皇となったため、龍光院ではなく泉涌寺に葬られている)。
出典:wikipedia
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