鎮遠(ちんえん, Zhen Yuen)は、清国海軍がドイツのフルカン・シュテッティンに発注して建造した甲鉄砲塔艦「定遠級」の1隻。建造当時東洋一の堅艦と呼ばれた。日清戦争において日本海軍に鹵獲され、戦後に戦利艦として日本海軍に編入された。主砲は20口径30.5cm連装砲フード付き露砲塔2基、ドイツのクルップ砲で後装砲。当時のイギリス戦艦が前装砲を装備していたのに比べて取り扱い性が良い。 日本において、「鎮遠」の砲塔は装甲がなされていると勘違いされることが多々あるが、上述のように露砲塔に防御力はないに等しいフードを付けたものにすぎなかった。鎮遠を実際に運用したところ、フード内部にこもる発射煙により砲弾装填や照準に支障をきたすため、黄海海戦時にはフードを取り払って戦闘に臨んだ。日本海軍に編入する際の復旧工事で、艦の中央やや後方の両舷に15cm単装砲各1基ずつが増設された。※『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」および『官報』に基づく。回航委員長艤装員長艦長
出典:wikipedia
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