『歌謡ドッキリ大放送!!』(かようドッキリだいほうそう)は、テレビ朝日ほかで放送された音楽バラエティ番組である。制作局のテレビ朝日では1980年4月から1986年10月まで、毎週日曜 13:45 - 14:55 (JST) に放送。関口宏が司会を務めた日曜午後の番組で、ゲストに招いた歌手による歌のコーナーのほかにも毎回様々なバラエティ企画を実施していた。番組序盤では50人の子供たちがゲストに質問をするコーナーを、中盤では選ばれたゲスト1組がゲームに挑戦するコーナーを、小松政夫が進行役を務める終盤のトークコーナーではゲストも参加する踊りのコーナーを行うなど、タイトル通りにゲストや視聴者を「ドッキリ」させる要素を取り入れていた。この番組は制作局のテレビ朝日のほか、日本各地の放送局でも番販ネットで放送されていた。なお、近畿地方では本来の系列局である朝日放送では放送されず、代わりにKBS京都・サンテレビ・テレビ和歌山の3局で放送されていた。番組序盤の名物コーナーで、毎回50人の子供たちがゲストに様々な質問をぶつけた。コーナー開始時にはシャッターが開き、コーナー終了時にはブザーが鳴ってシャッターが下りるという演出があった。コーナー開始当初はゲストの回答に対して子供たちがどう思うかをアンケートしていたが、これはやがて廃止された。このコーナーは、1989年9月に『水曜スーパーテレビ』で放送された『加トちゃんケンちゃんスペシャル』で1度だけ復活したことがある。ゲストが様々なゲームに挑戦していたコーナー。まずゲームルーレット(TBS『ザ・チャンス!』のビッグホイールと同じタイプのルーレット)で行うゲームを決め、次にゲストルーレットでゲームに参加するゲストを決めた。ゲスト全員が参加する際には、ゲストルーレットを省略することもあった。ゲームは、フレンチカンカンダンサーの衣装に付いている言葉を探して当てる「ぴったしカンカン踊り」(TBS『ぴったし カン・カン』のパロディ)や、画鋲の付いた羽子板で風船を羽根突きするゲームなどがあった。当初は小松政夫が進行役を務めていたが、担当がせんだみつおに変わってからは「せんみつのダブルルーレット」と題して行われるようになった。ゲストの1人がマイクの前に立ち、スタッフが作成した奇妙な日記を読むコーナー。その日記のワンフレーズは、ヒット曲の歌詞の部分を使用していた(フジテレビ『欽ちゃんのドンとやってみよう!』の「レコード大作戦」と同じ)。そして最後は、ザ・ドリフターズの『ドリフのほんとにほんとにご苦労さん』のワンフレーズ「♪ほんとにほんとにほんとにほんとに、ごくろうさん!」で締めるというものだった。和田アキ子に関するフレーズではゴジラの鳴き声「ガオーッ!!」になるのが定番であり、和田本人の前でも使われたことがある。小松政夫が淀川長治に扮し、ゲストの1人を招いてトークをするコーナーで、コーナー後半はそのゲストも参加する踊りのコーナーとなっていた。後者の進行方式は前期と後期とでは異なっていたが、いずれにおいてもゲストが踊り終わると小松が「表彰状、○○殿、あんたはエライ!!」という台詞とともに表彰状を手渡していた。上記「コマっちゃんのごきげんよう」に代わって行われるようになったコーナーで、毎回1人のゲストが『クイズタイムショック』形式のクイズに挑戦していた。問題は、前期では12問、後期では10問あった。好成績を収めると、天井から大量の紙吹雪が降り、海外旅行が贈られた。ただし、3問以下だと、ナレーターが「キツイ一言」と称して行う強烈な質問に答えなければならないという罰ゲームを課せられた(この時、落雷の演出もあった)。スタジオセットの構成は、前期では解答席が画面左から右へ移動するパターン。後ろの電飾は正解・不正解によって青か赤が灯るというもので(詳細は不明)、不正解だとセット後ろにある巨大なハンマーを模したものが動き、それが解答者席にいるゲストの頭に直撃した。もちろんハンマーは柔らかい材質でできている上に、頭に当たった時に入る衝撃音も単なる効果音だった。後期では解答席は固定され、正解するたびに花びら状にランプが付く構成だった。
出典:wikipedia
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