臨津江駅(イムジンガンえき)は大韓民国京畿道坡州市にある、韓国鉄道公社(KORAIL)京義線の駅である。京義線再連結事業に基づいて山駅 - 臨津江駅間6.8km区間開通と同時に営業を開始した。都羅山駅への乗車手続きを行う駅である。都羅山駅方面に行く場合はX線検査と金属探知検査を行う必要があり、当駅で臨津江 - 都羅山間の往復乗車券を事前に購入しなければならない。隣駅の都羅山駅と共に分断の現実を肌で感じることができる駅である。単式ホーム1面1線の地上駅。その他、側線が1線ある。民間人統制区域の直前の駅であるため、ソウル方面発着専用ホームと、民間人統制区域内にある都羅山駅方面出発専用ホームが分かれている。そのため双方は連続した単線のホームだがホーム中央部分で比較的低い柵で隔離されており、憲兵が厳重に監視している。都羅山駅方面専用改札ではX線検査機、金属探知機が設置されている。この手続きのため、駅構内にはチケット売り場、軽食を取る場所、多くの待合用ベンチが設置されている。民間人統制区域に近く、付近に住宅があまり存在しないため、生活目的の利用者はほとんどいない。ほとんどが当駅近くの臨津閣やその付随施設などの利用者や、隣駅の都羅山駅まで向かう利用者である。当駅から徒歩約10分の所に臨津閣があり、周辺はとして整備されている。当駅の西で臨津江を渡る京義線の臨津江鉄橋は「自由の橋」の名で知られている。※本内容は2014年8月現在の内容であり、情勢により予告無く変更される可能性がある。ソウル方面から当駅に到着する全ての列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着する。ここで全ての乗客は一度下車させられ、憲兵が車両内を確認する。厳重な監視の下、ドアを一旦閉めて車両のみ都羅山駅方面出発専用ホームに移動する。その列車には、手続きを終えた乗客が再乗車する。DMZ-train車内で、民間人統制区域へ入域のための出入申請書が配布される。都羅山駅と駅前の平和公園を観光するコース(無料)と、都羅山駅周辺の付近の観光(安保観光、有料)がセットになっているものがある。観光は午前と午後のそれぞれ指定された列車のみ可能であり、所定の定員を超えた場合は発売が中止されるため注意が必要である。また身分証の持参が必須である(外国人の場合はパスポート)。なお、駅前にあったチケット売り場は、都羅山駅に移転したため、安保観光チケットは都羅山駅到着時に購入することになる。職員、憲兵の案内に従ってホームに再入場する。乗車までに都羅山駅からの帰りの切符を購入しておく必要がある。乗車券(往復)、身分証、出入申請書を憲兵が確認する。この際、出入証を受け取る。手荷物はX線検査を行う。金属探知機を通ってボディーチェックを受ける。これらの検査が済むと、都羅山駅方面出発専用ホームにようやく入場することができる。ソウル方面からの乗客が全員下車した列車が、憲兵の厳重な監視の下、ホームに進入し再度ドアが開いて乗車可能となる。平壌(都羅山)方面から到着する列車は、ソウル方面発着専用ホームに到着し、乗客は下車の必要はなく、そのままソウル駅方面に向かう事になる。所持している出入証、観光証は、都羅山駅の改札にて憲兵または駅係員に返却するため、下車の際に必要はない。
出典:wikipedia
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