山内 豊策（やまうち とよかず）は、土佐藩の第10代藩主。安永2年（1773年）4月16日、第9代藩主・山内豊雍の長男として生まれる。寛政元年（1789年）、父が死去したために跡を継いだ。寛政9年（1797年）、郷士の高村退吾殺害事件による郷士騒動が起こり、これが原因で土佐藩の身分制度の動揺が始まったという。藩政においては、藩校・教授館の拡大や文治の奨励、さらに塙保己一の『群書類従』編纂にも協力したという。文化5年（1808年）2月5日に家督を長男・豊興に譲って隠居し、文政8年（1825年）8月3日に死去。享年53。

出典:wikipedia