アルノルト・シュリック(Arnolt Schlick, 1460年頃 - 1521年以降)はドイツ・ルネサンス音楽の作曲家。生涯に関する記録に乏しいが、ハイデルベルク地方の出身者であったらしい。盲目のオルガニストとして著名であった。1486年にフランクフルトにてマクシミリアン1世の就任式で演奏したことが知られており、1490年から1491年までフランドルに渡った。おそらくは、ハイデルベルク地方で猛威をふるった腺ペストから避難するためだったらしい。1490年代にストラスブールやウォルムスを訪れ、それから10年の間オルガン建造の鑑定士として非常に重宝がられた。1516年からフランクフルトやトルガウで王侯貴族の宮廷オルガニストを歴任する。1520年にはアーヘンにて神聖ローマ皇帝カール5世の戴冠式でも演奏した。シュリックについて現存する最後の記録は1521年のもので、ハーゲナウで新造されたオルガンの検査をしていたようである。それ以降の消息については知られていない。シュリックは、著書『オルガン職人とオルガン奏者の鑑』("Spiegel der Orgelmacher und Organisten
出典:wikipedia
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