『宇宙船XL-5』(原題:)は、1962年にイギリスでジェリー・アンダーソンによって作られた特撮人形劇である。『スーパーカー』に続くSF特撮人形劇「スーパーマリオネーション」の第2弾。『スーパーカー』が宇宙に到達することで終わっていることを受け、次回作の本作は宇宙を舞台とした物語となった。単なるSFヒーロー物でなく、同型船が何台も存在する設定や、惑星着陸に手間をかけるなどの演出がある。イギリス、日本のほか、アメリカでも放送されている。またシルヴィアはこの作品が始まる前に、ジェリーと結婚している。日本では1963年4月5日から同年12月27日までフジテレビで放送。田辺製薬(現・田辺三菱製薬)の一社提供で、「宇宙で生きぬこう」という副題が添えられていた。これは、当時田辺製薬が発売していた「アスパラ」のキャッチフレーズ「アスパラで生きぬこう」に因む。第11話まではナレーションが無かったが、第12話から谷啓がナレーターとなり、番組タイトルもこの回をもって『谷啓の宇宙冒険』に変更された。こうして日本語版で1クールも行かないうちにテコ入れが行われ、タイトル・オープニング・声優の変更、原語版にないナレーターが追加される等は、以後のアンダーソン作品でも『地球防衛軍テラホークス』まで行われている。1964年に再放送されたが、その後の太平洋テレビの倒産によって日本語フィルムは紛失している。一部の話数のみ字幕でソフト化されている。日本語吹き替え版での担当声優は、第12話での改題を境に一新されている。XL-5号は、複数存在する同型の宇宙船の一つで、地球の基地から補助ロケットにより発進レール上を滑走して発進するロケット型宇宙船である。XL-5の目的は宇宙探査。先頭部はXLジュニアと呼ばれ、分離して着陸シャトルになり、様々な星で様々な異星人(多くは人間型である)に遭遇する。基地に帰還する際は、胴体の下部からのロケット噴射で垂直に下降して着陸する。乗員も含め、地球人は宇宙空間に出る時には、「固形酸素」を飲んで宇宙服無しで活動できるという設定になっていた。XL-5等の呼び方については、日本語版でも英語式の連音が用いられ、「エクス・エル・ファイブ」ではなく「エクセル・ファイブ」、「エクセル・ジュニア」とされていた。参照『ジェリー・アンダーソン メカニック大全』
出典:wikipedia
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