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ヤミと帽子と本の旅人

『ヤミと帽子と本の旅人』(ヤミとぼうしとほんのたびびと)は、2002年12月20日にオービットのROOTブランドより発売されたアダルトゲーム。通称「ヤミ人」「ヤミ帽」。一切の地の文を廃し、BGMもほぼ皆無という試験的な手法を取っている。2003年10月にはテレビアニメ化もされた。いくつものパラレルワールドを「本」として保管している「図書館の世界」へ紛れ込んだ主人公は、行方不明になった義姉の初美を探して様々な本の世界を旅する。宇宙の星が全て図書館(外から見ると星だが、内部に入ると図書館になるということで惑星上に図書館があるのではない)になっており、銀河鉄道のような汽車でつながれている図書館(書斎)世界を舞台とする。なお、各図書館の内部デザインは6角形の塔一面に本が納められている特殊なものである。そして、図書館に収められる本の1つ1つが通常の宇宙を含む世界である。本作の主人公と攻略ヒロイン以外のほぼ全キャラクターは基本的にオービットの既存、あるいは未来の作品からの出張とされる。同社の他の作品、厳密にはそれぞれの作品の各エンディングにいたるまでの過程が平行世界として、「本の世界」に含まれる(新作の『PARA-SOL』については、この世界観に含まれない作品である旨が宣言されている)。この世界観の説明として、「通常の宇宙を統括する上位宇宙」自体にも平行世界がある、それを統括する「さらに上位の世界」もある、という趣旨の発言がスタッフからたびたび繰り返されている。一部の作品は本ではなくこのレベルを舞台にする。また、同社が発行した同人誌『葉月本』によれば「通常の宇宙を統括する上位宇宙」が必ず「図書館と本」というスタイルをとるわけではない(ではどんな形式か、については触れられていない)。また、図書館より一ランクあるいはさらに上とされる「仙界」(宇宙庭園および『ぷにぷに☆はんどメイド』の世界に相当)には、「本」に相当するような便利な管理ツールは見受けられない。また、仙界はさらに上の階層から見てテレビ番組と思わせる描写が散見される。本作で予告され、現実に発売された作品は2010年現在、男性向け作品ではアニメ放映直後に発売された『ぷにぷに☆ハンドメイド』のみである。特に葉月が登場するとされ、事実上『顔のない月2』と喧伝されていた???にいたっては『桃華月憚〜顔のない月2〜』と題して一時作成していたにもかかわらず、タイトルから「顔のない月2」を削除し、葉月を登場させていない。さらに、同社の最新作は、発表時点からこの世界観から独立していると宣言された。必ずしも主要な生活の場を図書館世界としていなくても、特定の本に属さないものはここに記す。『ぷにぷに☆はんどメイド』と同一の世界であると明示されている。ただ、この本の世界の(少なくとも)地球部分は仙界という扱いではないらしい。アニメ版において玉藻の自宅である宇宙庭園が『図書館世界の上位世界』そのものであり、それぞれの部屋が別の世界に繋がっているかのような描写であった。しかし原作では基本的に宇宙庭園とは『図書館世界の上位世界』仙界にある玉藻の前の自宅でしかない。また、図書館から見た外観が本ではなく、ホロメディアのような記憶媒体として描かれている。この世界の人物は基本的に『ぷにぷに☆はんどメイド』および『パッショネイトラブ』からの出張とされる。ただし、『ぷにぷに☆はんどメイド』のメイリンがはっきり本作のそれと同一人物とされている一方、玉藻の前、マウについては『平行世界の別人』である可能性が高い。例えばマウが玉藻の前の分身である藻女に両作品で「初めて会う」と言っている、など。。またメイリン側ははっきり本作のイベントを体験しているとわかるが、玉藻の前、マウは本作主人公と出会ったのかすら断言はされてはいない。ちなみに藻女というキャラクターは下記の「尻尾の分身」ではない。コンプティークにおいて「ヤミと帽子と本の旅人 〜ロマンス〜」が連載された。作画は桜井綾。UHFアニメとして、2003年10月から2004年1月にかけて放送された。全13話。原作がアダルトゲームであるため、地上波放映アニメとしては過激なシーンが多く見られる。R15+指定になっている。放送開始前の宣伝において「全キャラクターを登場させる」という言及が度々あったものの、エロすけや車掌など版権に触れるキャラクター及び一部の男性や非人間キャラクターは無視されている。作中の時間軸をバラバラにしてある(このことは最終話のエンディングで明かされる)ので、第1話から順番に見てもストーリーを理解するのは大変困難である。中身を劇中の時間経過に沿って並べ替えると、以下のようになる。「原始創世の世界」と「移民船の世界」は原作にはないアニメオリジナルエピソードである。ヤミ・ヤーマ図書館の管理人であるイブは、図書館の管理人の仕事を姉のリリスに任せ、自分は本の世界で遊び始めた。だが、本の世界にイブは16歳の誕生日までしか居ることが出来ず、また話すことも出来なくなる。そして、周辺の人間がイブのことを自然と愛してしまうという弊害も持っていた。なお多くの誤解があるが、ヒロインの年齢をぼかすアダルトゲーム故、原作に16歳の誕生日がどうという記述はない(ただし、意図的だったのかどうかは不明)。またヤミ・ヤーマ図書館ではなく単に図書館世界ないし書斎世界としか言われていない。ある本の世界。イブは孤児院で働き、子供達から慕われる少女・ジルとして暮らしていた。しかしある日、ジルは彼女の愛情を独占しようとする少年・ガルによって刃物で刺され、その現場を見た少女・リツコは気を失ってしまう。リツコが目を覚ました時には、ジルもガルも姿を消していた。ジルの力によって不老不死の体を手に入れ、20代の容姿で永遠を生きることとなったリツコは、とある王国で不治の病に罹っていたマリエル姫の病気を治したことで、彼女に仕えるようになる。やがて、リツコの前には、彼女と同じく不老不死となっていたガルが青年の錬金術師・ガルガンチュアとして現れる。ガルガンチュアはマリエル姫を誘惑してその魂を奪うと、姫の魂と交換にリリスから自分の思いのままになる1冊の本の世界を与えられる。ガルガンチュアはそこを根城に、ジルことイブを探し求める。その頃、イブは高校生の初美として別の本の世界に転生していた。一方、同性かつ姉である初美を激しく愛するようになっていた妹の葉月は、初美の16歳の誕生日に彼女を襲おうと、その寝室に忍び込む。しかし、初美は葉月の目前で消えてしまい、代わりにケンちゃんと名乗る鳥が現われる。葉月が初美の行方を執拗に聞く為、ケンちゃんはやむなく葉月をリリスの所へ。一目で葉月を気に入ったリリスは、葉月と二人でイブを求め、様々な本の世界への旅へと出発する。そして、宇宙庭園で一堂に会することとなったリリス、ガルガンチュア、葉月の前にイブが現われる。イブはヤミ・ヤーマ図書館の管理人として、自分の為に混乱した本の世界を整理すべく、自分の痕跡を出来るだけ本の世界から消し去ろうとする。それでも葉月は初美を忘れられなかった。葉月の愛の深さを知ったイブはある夜、再び初美として葉月の前に現われる。一夜を二人だけで過ごす為に。UHFアニメとしては異例の18局ネットとなった。これにより、多くの地方局がUHFアニメの放送実績を持ったことになる(ただし関東地方ではテレビ埼玉および群馬テレビでは放送されなかった)。当時の毎日放送でUHFアニメを放送する場合、土曜深夜の『アニメシャワー』枠での放送が通例だったが、本作は金曜未明(木曜深夜)に放送された。また、UHFアニメを関西圏と中京圏のキー局系列局でネットする場合は同一系列で放送するのが通例だったが(毎日放送からすれば、同じTBS系列の中部日本放送)、深夜帯放送作品としては初めてこの原則が破られた。腸捻転時代のテレビ朝日系列局同士ということになるこの組み合わせは、後の地上波版『グレネーダー 〜ほほえみの閃士〜』でも実現している)。メ〜テレでは、当日の新聞テレビ欄に新番組を意味する「新」のマークが付いていなかった(「本の旅」と書かれていた)。また、第2話放送日の新聞テレビ欄には番組名が書かれておらず、同局の公式サイトにも全く書かれていなかったが、同日夕方頃に訂正が行われ、第2話も第1話と同じ時間に放送された。また、冒頭で「新聞発表とは異なる番組を放送しています」というテロップが表示された。東名阪地区以外でも隣接県同士の放送局でネットされたケースが多く、これらの県境地域では複数回視聴できたことになる。CS放送ではAT-Xで初出後、アニマックスでも『avex mode アニメアワー』枠で放送され、その後AT-Xで再度放送された。

出典:wikipedia

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