斉藤 肇（さいとう はじめ、1973年7月22日 - ）は、静岡県富士宮市出身の元プロ野球選手（投手）。現在は横浜DeNAベイスターズのスコアラーを務める。地元・富士宮市にある星陵高を経て、1992年にドラフト4位で広島東洋カープとの抽選により、横浜大洋ホエールズに入団（抽選に外れた広島は金本知憲を指名）。早くからファームでは先発として投げていたが、安定した成績が残せずその後は中継ぎでの登板が増え、9年間で227試合に登板したが、1軍での登板はなく、2000年に戦力外通告となる。二軍における227試合登板は、金剛弘樹（中日）の282試合登板に次ぐ2位記録である。また227試合はイースタン・リーグの1位記録であり、一軍登板経験がない投手として1位記録でもある。2001年に台湾・兄弟エレファンツへ入団。2002年に日本に帰国して、日立製作所に入団し、チームのエースとして活躍。その後若手の台頭もあり、2005年シーズン限りで引退。2006年から2007年まで同チームの投手コーチを務めた。2009年から古巣横浜のスコアラーを務める。

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