金光寺(こんこうじ)は、兵庫県神戸市兵庫区にある高野山真言宗の寺院。本尊は薬師如来。山号は浄国山。通称「兵庫やくし」とも。承安3年(1173年)に隆真法印が創建したとされる。伝承によれば、治承4年(1180年)に平清盛が、都を京都から兵庫県福原(福原京)へ遷都しようとした際に、まず、運河の開鑿を行おうとした。ある夜、童子が平清盛の枕元に現れて、「兵庫の海中に霊仏があるのでに探し出すように」との夢告があり、早速、兵庫大輪田の海(大輪田泊)に網を下ろしたところ、海中から黄金の薬師如来像が出現した。平清盛はその霊験に感心し、「これぞ当地の守護仏ならん。永く、地を定め、一宇を起こして安置し祈願せん。」と言い、当地に大伽藍を建立したのが金光寺の草創とされる。寛政12年(1800年)、楠公祭りの際に太平記軍書講談が行われた。当初の予定の50日間を25日間延長したという記録が『北浜総会所日記』に記載されている。1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で、本堂、庫裡が全壊したが、再建された。寺号は、本尊の黄金薬師にちなみ、その金色のまばゆい光から、金光寺とした。山号は、本尊の黄金薬師の霊光は、あまねく国の内外を照らして、すべてのものを浄めて、世の人を導くとされることから浄国山とした。
出典:wikipedia
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