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十羅刹女

十羅刹女(じゅうらせつにょ)は、仏教の天部における10人の女性の鬼神。鬼子母神と共に法華経の諸天善神である。法華経陀羅尼品に登場する10柱の女性の鬼神である。なおこの10人の羅刹女には本地があるとされ、いくつかの説があるが、本文中は『妙法蓮華経三昧三昧耶秘密三摩耶経』の説を一例として出す。名称は左が鳩摩羅什訳、右が玄奘訳による。法華経では、これらの鬼神が釈迦から法華経の話を聞いて成仏できることを知り、法華経を所持し伝える者を守護することを誓っている。羅刹女の名前と数は、上記とは異なる名前が登場する十大羅刹女もある。また八大羅刹女や十二大羅刹女、また孔雀経の七十二羅刹女といった名称がそれぞれ挙げられているが、法華経に見られる羅刹女の名称については法華経陀羅尼品以前の出所が不明であり、研究の対象になっている。なお、梵本の法華経を日本語に訳した岩本裕によると、他の仏典にもラクシャシー(羅刹女)、あるいはヤクシニー(夜叉女)としてランバーなどの名も散見されると報告しており、(ランダムに列挙されたのみで)文化史的には特別な意義あるものではないという。石見神楽の演目「十羅」では、彦羽根という鬼神が対馬に渡ろうとして大時化に遭い、生命からがらたどり着いた。そこに現れたのはスサノオの末子・十羅刹女である。十羅刹女は彦羽根に故国に戻るよう説得するが、彦羽根は聞き入れず戦いとなる、といった粗筋である。ここでの十羅刹女は仏教に登場する十柱の羅刹女ではなく、スサノオの末子として神仏習合した形で登場する。俗説に十羅刹女はスサノオと龍神の娘が契って生まれた子とするものがある。島根県石見地方の伝説ではこの十羅刹女を胸鉏比売命としたものがある。謡曲「大社」では上記神仏習合した十羅刹女が登場して舞を見せる。野上豊一郎/編『解註 謡曲全集 巻一』では「十羅刹女は元来恐るべき十人の鬼女であるが、俗説には素戔嗚尊が龍女と契を結んで生まれた娘であるという。」(405頁)と注釈している。東京都豊島区の長崎神社(豊島区長崎1-9-4)は十羅刹女社だったとされている。また、東京都練馬区の春日神社(練馬区春日町3-2-4)では別当寺だった寿福寺の敷地に十羅刹女神祠がある。入口は春日神社側にある。

出典:wikipedia

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