学甲区(がっこう-く)は台湾台南市に位置する市轄区。学甲区は台南市の北西部に位置し、北は嘉義県義竹郷と、東は塩水区、下営区、麻豆区と、西は北門区と、西南は将軍区と、南は佳里区と接している。区内は平原が広がり地勢は平坦である。沿岸地帯には八掌渓、急水渓、将軍渓の河川が流れ嘉南大の下流に位置するため大雨時の排水に問題があり、しばしば洪水被害が発生している。学甲区は平埔族西拉雅族蕭壟社の支社「学甲社」の居住地であった。現在使用されている「後社」、「中社」、「下社仔」などの地名は当時存在した番社の名残を留めているものである。明末鄭成功の時代。福建省泉州同安県より入植者が開墾し、続いて漳州からの移民も増加し李、陳、謝、荘、郭、頼、呉、王などの姓を有す集団の集落が形成され「学甲十三堡」と称されるようになった。当時は天興県に帰属していたが、清代道光年間には「学甲堡」が設置され嘉義県の管轄となった。日本統治時代、行政改革がしばしば実施され、1896年には台南県に帰属、同年4月には嘉義県へ、1901年に塩水港庁北門嶼支庁、1910年台南庁北門嶼支庁に改編され、1920年の台湾地方改制により学甲庄が設置され、台南州北門郡の管轄となった。戦後は学甲郷が設置され、1968年に学甲鎮に昇格している。2010年12月25日には台南県の台南市編入に伴い学甲区に改編された。
出典:wikipedia
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