亀石峠(かめいしとうげ)は、静岡県伊東市と伊豆の国市を結ぶ峠。標高451m。江戸時代には伊豆半島東海岸の宇佐美・伊東(現伊東市)から、当時の伊豆半島の中心であり代官所のあった韮山(現伊豆の国市)へ向かう道として、南側の柏峠とともに重要な峠であった。1898年には豆相鉄道(現伊豆箱根鉄道駿豆線)が南条(現・伊豆長岡)まで開業したため、他地域から宇佐美・伊東へ向かうメインルートとなった。その後、県道熱海伊東線(現国道135号)や国鉄伊東線にメインルートの座こそ譲ったものの、宇佐美大仁道路(現静岡県道19号伊東大仁線)と伊豆スカイラインの開通により、今でも西側(沼津・静岡方面)から東伊豆へ至る交通の要所となっている。峠の路傍にあった亀の形をした岩「亀石」に由来する。この亀石はかつての峠道ぞいにあったが、現在では県道の伊東市行き車線の脇に移設されている。亀石については、以下のような伝承が残っている。静岡県道19号伊東大仁線と、稜線を走る伊豆スカイラインが立体交差しており、亀石峠ICが設置されている。伊豆スカイライン側には、「スカイポート亀石」(ドライブイン)がある。かつては庭園鉄道の線路を敷設していた「伊豆ミニSL公園」があった。上り線中腹には、唱歌「みかんの花咲く丘」の歌碑がある。
出典:wikipedia
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