京成電鉄の車両検修施設(けいせいでんてつのしゃりょうけんしゅうしせつ)としては、車両管理所(宗吾車両基地)(宗吾検車区・宗吾工場、宗吾参道駅)、高砂検車区(京成高砂駅)、津田沼車庫(京成津田沼駅)がある。この他に、青砥・東中山・京成津田沼・千葉中央・京成大和田・京成臼井・大森台・学園前の各駅に引き上げ線がある。また京成船橋駅には保線区がある。宗吾は京成の総合的な車両検査施設として、工場では全般検査・重要部検査や車両の修繕・塗装・内装などの更新を行っている。また、北総鉄道、舞浜リゾートラインの車両の検査もここで行っている。検車区では自動洗浄機を使った車体の洗浄や、列車検査・月検査、車両の留置を行っている。留置能力は京成最大の240両。夜間は自社車両の他に都営浅草線の5300形1本が留置される。高砂は都心に近い拠点として車両の留置を主体としている。金町線の4両編成車はここを拠点としている。宗吾と同じく列車検査・月検査も実施している。留置能力は約160両で、夜間は自社車両のほか京急の1500形・600形・新1000形のいずれか1本が留置される。高砂は1963年より1968年までは車庫の施設を東京都交通局と共同使用していた。この検車区があることで、隣接する京成高砂駅の高架化工事計画が難航し、深刻な開かずの踏切問題が発生している。現在は主に千葉線に運用される通勤車が留置される。留置能力は44両。原則として8両編成は入庫しない。現行の組織上は高砂検車区に所属。工場が宗吾に移転した直後は宗吾検車区に所属した時期もある。以前は京成津田沼駅に隣接して第一工場を、新津田沼駅裏(現・イオンモール津田沼)に第二工場を、それぞれ構えていた。このため新京成線の京成津田沼〜新津田沼間は京成第二工場の構内側線扱いであった。
出典:wikipedia
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