『Romance de Paris』(ロマンス・ド・パリ)は、正塚晴彦作・演出による宝塚歌劇団の芝居の演目。「ローマの休日」を髣髴させる、身分違いの恋を描くストーリー。正塚独特の人海戦術、盆とせり、またそれにあわせた音楽が多用された舞台演出も特徴。背後に小国のクーデターが絡むあらすじとなっているが、実際にクーデターの場面は登場せず、出演者の台詞の中だけで起こる。( )は新人公演、/は中日劇場での変更。20世紀初頭のパリ。石油会社アラカト社会長の愛人の子供であるヴァンサン(朝海ひかる)は、一見クールな遊び人を装っているが内面は情熱を秘めた若者。愛人の子供であるが故に会社の経営に参画することはなく、クラブのオーナーを勤めながらも適当な日々を送っていた。ある日、パリに留学中で、本国の武官ラシッド(樹里咲穂)に追われている小国の王女ナディア(舞風りら)を助ける。ナディアは本国で起きたクーデターのため身の危険に晒されており、そのクーデターの裏に義理の兄であり現在アラカト社の実権を握るディディエ(壮一帆)の思惑が潜んでいることに気づいたヴァンサンは、ナディア、領事館付き広報官ムジャヒド(貴城けい)と共にクーデターを阻止することを決意。お互いに協力していくうちにヴァンサンとナディアの間には恋心が芽生えていく。しかしお互いの立場をよく理解している二人の身分違いの恋には切ない結末が……。主な劇中歌は全て作詞:正塚晴彦、作曲:高橋城。他の作曲家には鞍富真一、青木朝子。
出典:wikipedia
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