株式会社甘木観光バス(あまぎかんこうバス)は、福岡県朝倉市の旧甘木市地区を中心に貸切バス、乗合バス、タクシーを運行する事業者である。略称は「甘観(あまかん)」。本社を甘鉄甘木駅北方の福岡県朝倉市大字甘木1396番地2に置き、貸切バス、路線バス、タクシーの全車両を同一施設で管理している。甘鉄甘木駅前にもバスの待機用駐車場を設けている。貸切バス事業とタクシー事業を行っていたが、2001年(平成13年)4月1日、当時の甘木市内でバスを運行していた西日本鉄道が甘木幹線を除く甘木市内・近郊路線から撤退したのを受け、同社が運行していた路線を引き継ぐ形で路線バス事業に参入した。福岡県貸切バス協会加盟企業であり、社団法人日本バス協会の会員にはなっていない。対象となった路線は甘木市(現・朝倉市)が中心であったが、一部の路線は朝倉町(現:朝倉市)、三輪町(現:筑前町)、田主丸町(現・久留米市田主丸町)にも及ぶ。運行経路は西鉄時代と基本的には同じである。運行本数は西鉄時代に比べ若干減便されているが、西鉄は甘木駅から約800m離れた甘木バスセンターを運行拠点にしていたのに対して、甘木観光バスは甘木鉄道甘木駅前のロータリーを運行拠点としており、西鉄時代は甘木バスセンターから発着していた路線も全路線・全便が甘木駅前発着となったので、鉄道との乗り継ぎの利便性は向上している。甘木バスセンターには乗り入れず、バスセンター脇の国道386号線上に「甘木中央」停留所を設けている。路線図・時刻表は朝倉市のホームページ上で公開している(#外部リンクを参照)。営業所でも時刻表を配布している。プリペイドカードやICカードなどは導入されていない。また、SUNQパス運営委員会に加入しておらずSUNQパスも使えない。一般の貸切バスのほか、特別支援学校のスクールバスを運行している。また、一時期サンシャインツアーが主催するツアーバスの受託運行を行っていた。一般路線車はすべて三菱製で、2台のみ西工ボディの車両が存在する。また、全車ともワンステップバスである。甘木市街地循環線の一部にはジャンボタクシーを充当する。貸切車は三菱が中心だが、トヨタのマイクロバスも保有するほか、他社からの譲受車については日野車も保有している。ほとんどが純正ボディであるがこちらも一部に西工ボディの車両が存在する。塗装は一般路線車および大型貸切車、マイクロバス貸切車は基本的に白色と薄紫色のツートンカラーである。デザインは一般路線車と貸切車で異なっており、一般路線車には「NEW LIFE AMAGI」のロゴが入り、貸切車両には「風」という文字が入る。中型・小型貸切車は白地に朱色・黄色・青色の帯を入れたデザインである。朝倉市から委託を受け、あいのりタクシー福城線、美奈宜の杜線、矢野竹線、馬田線の運行を担当している。そのうち、馬田線は原則として5人乗り(セダン)を、その他の路線はトヨタ・ハイエースを使用する。
出典:wikipedia
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