『鉄拳6』(てっけんシックス)は、バンダイナムコゲームス(ナムコブランド)が2007年11月26日に稼動開始した3D対戦型格闘ゲームである。鉄拳シリーズの第7作目に当たる。本作は、2007年2月16日 - 17日に開催された『AOU2007 アミューズメントエキスポ』で実機映像が初公開され、同年11月26日に全国のゲームセンターで稼動開始した。翌2008年12月18日には、バージョンアップ版に当たる『鉄拳6 BLOODLINE REBELLION』(てっけんシックス ブラッドラインリベリオン)がリリース。2011年9月13日まで、全国のゲームセンターで稼動していた製品は『鉄拳6BR』である。店舗によっては、その後も稼働している場所がある。両製品ともに、PlayStation 3互換基板であるSYSTEM357を採用している。前作『鉄拳5』や『鉄拳5 DARK RESURRECTION』と同様に、アーケード版では専用のICカード「鉄拳ネットIDカード」に対戦成績等のゲームデータの記録が可能。使用キャラクター、プレイヤー名、勝敗数、G(ファイトマネー)、購入したカスタマイズアイテムなどが記録される。また、本作からの新システムとして、以下の4つのシステムが導入された。そして、レオ、ザフィーナ、ミゲル、ボブの4人が新キャラクターとして追加され、さらに『鉄拳6BR』ではラース、アリサの2人が追加された。これにより、使用可能キャラクター数はシリーズ過去最大となった。既存のキャラクターもかなり手を加えられており、中には既存技のモーションの変更・性能の変更のみにとどまらず、技自体が削除されてそれに代わる技が追加されたキャラクターもいる。2009年10月29日にPS3版とXbox 360版が、翌2010年1月14日にPSP版が発売された。いずれも『鉄拳6』というタイトルで発売されたが、内容はアーケード版『鉄拳6BR』に準じている。そのため、ラースやアリサも使用可能で、システム面の仕様も『鉄拳6BR』に準じている。2015年現在、アーケード版鉄拳6の家庭用移植版は存在しない。当初はPS3版の発売のみが告知されていたが、『東京ゲームショウ2008』の基調講演においてXbox 360版の発売も発表された。プレイステーションシリーズ以外の機種に対応する鉄拳シリーズのソフトが発売されたのは、2001年のゲームボーイアドバンス用ソフト『鉄拳アドバンス』以来から約8年振りのことである。全世界での累計出荷本数は、2009年10月30日の時点で250万本を突破している。余談だが、プラクティスモードで技ヒット時のダメージを見ると、通常ヒットで「120%」になっている。両機種版ともにアーケード版の完全移植が実現している。家庭用では恒例の「アーケードバトルモード」「サバイバルモード」「プラクティスモード」といった基本的なプレイモードは全て押さえている上に、インターネットを介してのオンライン対戦も可能である。両機種版共通のオリジナルモードとして、「シナリオキャンペーンモード」なるものが収録されている。これは本作の登場キャラクターを利用したステージクリア型のアクションゲームで、各ステージに出現する多数の敵を倒しながらステージを進んでいくというものである。ストーリーは本作の主人公であるラースの目線で進行する。初期状態で使用可能なのはラースかアリサのいずれかであるが、各ステージのボスを倒すことによって使用可能キャラクター数が増えていく。インターネットを介しての通信協力プレイも可能。また、前作『鉄拳5』や『鉄拳5DR』と同様に、一部のキャラクターには有名作家陣がデザインした「エクストラコスチューム」が用意されている。本作ではCLAMP、岸本斉史、いのまたむつみ、永野護、大暮維人、皆川亮二、山口貴由らがデザインを手掛けた。PSP版は基本性能の違いなどから、アーケード版を忠実に移植することよりも作品を可能な限り再現することに重点を置いている。「アーケードバトルモード」「ストーリーバトルモード」「プラクティスモード」といった基本的なプレイモードは押さえつつも、据え置き機版とはまた違った携帯機版ならではのオリジナルモードを収録している。これに該当する例として、PSPの所有者同士で通信対戦が可能な「アドホックモード」や、世界中のアーケードプレイヤーから取得したゴーストデータと半永久的に対戦できる「ゴーストバトルモード」、CPUキャラクターに攻撃を当ててファイトマネーを貯める「ゴールドラッシュモード」などがある。これらは前作『鉄拳 DARK RESURRECTION』(『鉄拳5DR』のPSP版用タイトル)からあった要素で、それがそのまま本作に受け継がれる形になった。様々な混乱のあった「The king of iron fist tournament 5」だったが、大会主催者三島仁八と風間仁の死闘の末、風間仁の優勝で大会は幕を閉じた。三島財閥頭首となった風間仁は突如、世界に対して独立と宣戦を布告。特殊部隊、鉄拳衆を使い、世界に戦いを仕掛けていった。混乱する世界。そんな中、些細ないざこざが世界規模の戦争に発展。国家は力を失っていった…破竹の勢いの三島財閥であったが、ある時を境にそんな三島財閥の対抗勢力として三島一八が権力を握ったG社が顕在化し始める。G社は各地で三島財閥の討伐を行っていく。そんなG社を世界は英雄としてもてはやし支持するのだった。そして、三島財閥頭首であり、混乱の原因でもある風間仁に対してG社は莫大な懸賞金を賭けるのであった。一方、それまでG社に対して沈黙していた三島財閥は待っていたとばかりに「The king of iron fist tournament 6」の開催を宣言。今ここに「The king of iron fist tournament 6」が開催される。ある者は名声のため、ある者は復讐のため、ある者は己の野望を実現するため大会に参加するのであった…高遠るい作、『鉄漫 TEKKEN COMIC』のタイトルで『ウルトラジャンプ』2009年10月号、および『ウルトラジャンプエッグ』2009年10月 - 2010年7月更新分にて連載、単行本全2巻。飛鳥を主人公に三島財閥の独立宣言から「The king of iron fist tournament 6」開催宣言までの間を描く。
出典:wikipedia
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