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新千歳空港

新千歳空港(しんちとせくうこう、)は、北海道千歳市と苫小牧市にまたがる空港。国際航空輸送網または国内航空輸送網の拠点となる空港として空港法第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港に区分されている。空港ターミナルビルは千歳市に位置する。航空自衛隊と民間航空機が共用していた千歳飛行場(千歳基地、旧「千歳空港」)は東京国際空港線を抱えており、この路線は1978年に旅客数世界最多となった。千歳空港は事実上北海道のハブ空港として機能する一方、ソ連機の領空侵犯による航空自衛隊機のスクランブル出動が年間200回にも及ぶ状態で、それらが滑走路1本で共存するという綱渡りの運用が続いていた。スクランブル発動時、民間機は地上や周辺空域での待機を余儀なくされ、長い場合は30分程度にも及んだ。こうした安全・防衛上の問題から隣接地に新千歳空港の建設が始まり、3,000 mの平行滑走路を2本持つ、日本で初めて24時間飛行機の離着陸が可能な空港として1988年(昭和63年)に開港した。北海道内にある空港では最大の規模を誇り、航空自衛隊千歳基地と隣接・接続し、航空管制も航空自衛隊にて一体的に行なわれるなど、日本の防空上の重要な拠点としての意味合いも併せ持つ空港である。空港整備特別会計の空港別の財務状況で、数少ない黒字の空港である。年間利用客数は、国内線17,717,548人、国際線1,553,374人(2014年度)。日本国内の空港では羽田、成田、福岡に次いで第4位であり北海道の空の玄関口として機能している。滑走路は長さ3000 mのものが2本、ほぼ南北方向に並行して設置されている。原則としてターミナルビルに近いA滑走路 (01L/19R)を離陸用、遠いB滑走路(01R/19L)を着陸用で使用しており、ILSはカテゴリーIIIbが19Rに、カテゴリーIが01L、01R、19Lに設置されている。滑走路のターミナル側に1本の平行誘導路を有し、滑走路と誘導路は高速脱出誘導路で結ばれている。国際線ターミナルビルは、2010年3月26日に新ターミナルへ移転開業し、国内線ターミナルビルとは連絡橋で結ばれている。また、誘導路を挟んだ国内線ターミナルの北側には貨物ターミナル(オープンスポット併設)が、国内線ターミナルの南側・国際線ターミナルの北側にオープンスポットがあり、特に冬季間は夜間駐機にも使用されている。2008年7月の北海道洞爺湖サミットの開催に伴い、新千歳空港にやってくる先進各国の要人用の貴賓室や専用駐機場を新設するなどの工事を行い、各国のVIP機専用の乗降スポット、貴賓室、駐機場の増設(6機分)、構内駐車場(500台分)、各国代表団が構内から直接車で移動できるよう、構内道路の補修などの整備を行った。一部施設についてはサミット終了後に撤去されたが、駐機場などについては、夜間駐機などで2012年現在も使用されている。2010年春からは、空港の敷地内に高さ8 m以上、縦200 m、横100 mの雪山を造り、ターミナルビルの冷房に活用する。空港の冷房にこれだけの規模の雪を集めるのは世界でも例がないという。ターミナルビル全体でこれまでの重油使用量の3割を賄い、2100 tの二酸化炭素削減が見込まれている。北海道内では比較的降雪の少ない地域に位置しているが、気圧配置や風向きによっては滑走路閉鎖に追い込まれるほどの大雪となる。滑走路を2本有し、1本の滑走路を路面検査を除き20分程度で完了可能な国内最大規模の除雪体制をとっているため終日麻痺することは稀だが、滑走路閉鎖ならびに出発機材の除氷液の効果切れ・再塗布(デアイシング)による大幅遅延の影響が全国に波及することもある。このうち後者の影響を軽減するために、2010年12月に国内線ターミナル - 滑走路南端(01L、01R)の中間地点にデアイシング専用スポットを1機分設置・運用開始した。また、2011年度に更に1機分設置された。2014年現在、道外から北海道に入るには空路がもっとも効率的な交通手段であることから、季節運航も含め30路線以上の国内線ネットワークを持ち、北海道の空の玄関となっている。とりわけ東京国際空港(千歳 - 羽田)便は現在、日本航空(JAL)・全日本空輸(ANA)・AIRDO(ADO)・スカイマーク(SKY)の4社が競合し、2006年には単一路線としては世界で初めて年間乗降客が1,000万人を突破した。近年、利用者数は減少に転じているものの、直近でも年間で約900万人以上の利用がある世界有数の巨大幹線である。国際線は2015年5月現在、運休中・定期チャーター便を除き18社により12都市へ運航されている。チャーター便を含む利用者は2007年に年間80万人、2012年には年間100万人を突破している。最近はアジア圏の北海道ブーム等により、既存路線の増便や新路線開設の動きが活発になっている。以前のようなヨーロッパやオーストラリアへの定期長距離路線はないものの、ハワイへの路線復活や中国、東南アジアへの新路線開設など活発な動きを見せている。格安航空会社(LCC)は、2016年9月現在で国内拠点4社、海外拠点7社が就航している。特に国内LCCは、すべての会社が就航しており、成田国際空港や関西国際空港、中部国際空港との国内路線を運航している。新千歳空港は、アジアと北アメリカとを結ぶ国際航空路上にあり、千歳空港時代から貨物機の給油地として使われていた。航空機の高性能化により、旅客機は地球の反対側まで無寄港の直行便化が進んできているが、重量物を満載した貨物機が東南アジアや台湾、中華人民共和国からアメリカ合衆国に向かう際は今でも途中で着陸して給油を行う必要があり、極東側では主に新千歳空港やホムトヴォ空港(ユジノサハリンスク)が、アラスカ側ではテッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港やフェアバンクス国際空港が用いられる。特に、アメリカ国内消費の1/3が集中すると言われるクリスマス商戦の頃は、「世界の工場」となったアジア各国からアメリカへと向かう貨物機で混雑する。新千歳空港では、大型貨物機の十分な運用のため、滑走路の3,500 m×2本化を計画し、「国際エアカーゴターミナル構想」を目論んでいるが、空港周辺地区住民の、騒音問題による反対により、計画は凍結されている。滑走路北端付近の西寄りに位置しており、地上4階地下1階構造である。アメリカテキサス州のダラス・フォートワース国際空港を模した滑走路側に弧を持つ半円周型をしている。開業以来国内線・国際線とも同一建物を使用していたが、2010年3月26日より国際線ターミナルの運用が開始され、国内線専用となった。円弧上に18基のボーディングブリッジが等間隔で並んでおり、大部分がボーイング747型機クラスの大型機も使用可能である。1階部分が到着ロビー、2階部分が出発ロビーとなっており、地下1階にはJR新千歳空港駅が直結している。出発・到着部は北半分の0 - 10番ゲートをANA・ADO・APJ(Peach)・WAJ(バニラ・エア)・SJO(春秋航空日本)、南半分の11 - 19番ゲートをJAL・SKY・FDA(フジドリームエアラインズ)・JJP(ジェットスター・ジャパン)が使用している。ビル内には通常の空港施設以外にも多数の飲食店や土産物屋が軒を連ね、さらにホテルも併設されている。着陸料以外の非航空系の収入については地方空港では那覇空港と並んでトップクラスの収入を記録し続けている。そのため、他の地方空港の関係者による視察が絶えず、中部国際空港も開港に際しては経営モデルとして新千歳空港を参考にしたと言われている。2010年より、国際線ターミナルとの接続部付近を中心とした増築工事が行われ、2011年7月15日に第1期施設がオープンし、2012年3月16日に全面オープンした。増築工事により繁忙期の出発ロビーの混雑緩和や商業施設の充実が図られるとともに、アミューズメント施設の新設も行われた。その1つが天然温泉付温浴施設の「新千歳空港温泉」(2011年7月開業時から2014年4月末までは「新千歳空港温泉 万葉の湯」の名で営業)で、ターミナルの一部を常時開放し、午前10時から翌9時までの23時間営業を実施している。これにより、空港内での深夜帯の滞在が前述のホテル以外でも可能となり、入浴や休息のほか、道内遠隔地からの早朝便の利用や、悪天候などでの夜間の欠航の際に一時待機先として選択できるようになった。ただし、定員を超えるとホテル宿泊者を除く一切の入場は無条件で断られる。ほかにも千歳市内では27年ぶりとなる映画館「じゃがポックルシアター」も設置された。この施設も、大規模な欠航が発生した場合に空港側の判断により乗客に開放されることがある。国際線ターミナルは長らく、現国内線ターミナル北端(0 - 2番ゲート)に併設されていた。しかし、急増する国際線の乗客をさばくための充分なキャパシティを備えていないことに加え、航空自衛隊(防衛省)との空域調整の関係から特定曜日・時間帯に発着便が集中し、搭乗・出入国手続きによるカウンターやロビーの混雑が顕在化していた。それを改善するべく、地上4階・地下1階・延べ床面積61,000平方メートルの国際線旅客ターミナルビルを建設し、2010年3月26日に運用を開始した。旧国際線エリアは順次改築の上国内線用に転用され、一部はLCC用エリアとして主にジェットスタージャパンが使用している。国際線ターミナルは、国内線ターミナルの約300 m西側に位置し、搭乗口は航空自衛隊千歳基地の滑走路に面している。国内線ターミナルとは2011年7月15日にオープンした商業施設を含んだ連絡橋で結ばれており、JRや国内線からの乗り継ぎも容易になっている。5基のボーディングブリッジを有しており、1時間あたり530人、年間100万人の利用客にも十分対応可能な処理能力を持ち、将来的な拡張も可能になっている。将来的には1時間あたり730人程度まで対応可能となる。2階部分が到着ロビー、3階部分が出発ロビーとなっており、2階、3階部分が連絡橋として国内線ターミナルと接続している。1階部分はバスやタクシーとのアクセス施設、4階部分は搭乗客向けのフードコートやラウンジが設けられている。将来構想として、エアポートミュージアムやホテルなどを併設する計画もある。国際線ターミナル完成後は一部路線の増便が行われ、北海道を訪れる海外観光客の増加が見られた。また、アジア系LCCの定期便就航・チャーター便運航の動きも活発になっている他、ターミナル内案内表示板にはロシア語が併記されているなど、将来的なロシア路線拡張も見込まれている。さらには、欧米方面路線の展開次第では、首都圏(羽田 - 成田)もしくは関西圏(伊丹・神戸 - 関西)で空港間の移動を強いられている地方空港利用者にとって、最寄の空港から当空港乗り継ぎで海外へ向かうルートが便利になる可能性も秘めている。しかし、中国・ロシア等、軍用機が日本の防空識別圏を伺う動き(東京急行など)を行い軍事的緊張関係にある国の航空会社の乗り入れ時間帯制限が、防衛上の観点から冷戦時代以来行われているために、自由なダイヤが組めないなど課題も多い。中国・ロシア機については訪日外国人増加を図るべく2016年10月末からこれまで発着が認められなかった月・木曜の発着を一部認め毎日発着可能とする緩和の姿勢を示している。千歳飛行場(旧・千歳空港)と新千歳空港は、隣接はしているものの、法的には別の飛行場である。しかし、航空自衛隊千歳基地でもある千歳飛行場は現在も共用飛行場となっており、新千歳空港とは誘導路でつながっていて航空機の行き来が可能であり、管制も一括して航空自衛隊が行っている。政府専用機2機の整備、および運用を行う航空自衛隊航空支援集団特別航空輸送隊が置かれている。政府専用機が訓練等で新千歳空港の滑走路を使用することや、冬期の除雪作業などで新千歳空港の滑走路運用が難しい時、アクシデント発生時などには、千歳飛行場で民間航空機の離着陸が行われることもある。千歳飛行場側には、滑走路は平行に2,700 mと3,000 mの2本がある。後者は900 mの過走帯があり、実質4,000 m級である。新千歳とあわせて4本の滑走路があり、これらはほぼ並行している。2本ずつ同じ方向に隣接した滑走路は、パイロットからも混同される場合がある。大事には至っていないものの、空港北側からアプローチする場合を中心に、千歳飛行場との滑走路の誤認が、2006年までの3年間に11件発生しており、その対策が課題となっている。旧千歳空港ターミナルビル建物はNEWS (商業施設)として再利用され、閉鎖の後、立地していた場所は空き地となったが、海上保安庁庁舎の隣に日本航空ハンガー、政府専用機のエプロンより南側に、千歳飛行場時代からあるスポットが国土交通省管理のまま残されており、現在も民間機の駐機(通常は夜間駐機用が主体)に使用されている。これらにより、北方圏、アジア・太平洋地域とより利便性の高い輸送体制を確立した。管制業務は千歳飛行場と新千歳空港の両空港で一体運用され、航空自衛隊千歳管制隊が、両飛行場の間にある管制塔およびレーダールームで、航空管制業務を行っている。1990年代、冬季に新千歳空港で凍結があった際、千歳飛行場の滑走路を使用して離陸したこともある。ほとんどの内外航空会社のシステムでは空港コードにCTSを使用しているが、唯一日本航空のみ札幌の都市コードであるSPKを当空港用に使用している2社がハブ空港、2社が焦点都市として運航している。ハブ空港焦点都市航空会社名が複数の路線は最前(太字)の航空会社が運航するコードシェア便(共同運航便)※ 航空連合は右記のとおり。SA : スターアライアンス、OW : ワンワールド、ST : スカイチーム※ 語末の★は、格安航空会社(LCC)仙台空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港便には、コードシェア便として国外航空会社便名が付与される便がある。利用は国際線乗継旅客に限られ、国内区間のみの利用は国内航空会社便名での利用となる。航空会社名は休廃止時点※ 航空会社は休廃止時点札幌市内方面は、ANA到着口前・JAL A到着口前・国際線ターミナルにて乗車可能(夜間便を除く)その他路線の大部分は旧国際線到着口・JAL B到着口前・国際線ターミナルにて乗車可能新千歳空港からの路線バス、高速バスの行き先、のりば等の詳細情報は運行会社に関係なく「バスでのアクセス」に記載されている。丘珠空港発着便との乗り継ぎに必要な時間は150分以上。丘珠空港への交通機関がある麻生駅や札幌都心にて乗り継ぐことになる。国内線ターミナル内南側に北海道空港傘下の碧雲堂ホテル&リゾート(旧・丸瀬布観光公社)運営の「エアターミナルホテル」がある。なお、新千歳空港ターミナル開業から三井観光開発により「三井アーバンホテル新千歳空港」として、同社のグランビスタ ホテル&リゾートへの社名変更後の2008年から2011年度いっぱいまでは「ホテルコムズ新千歳空港」として営業していた。ホテルコムズからの一時閉鎖を経ての2012年4月28日に現エアターミナルホテルとして再開業。なお、千歳市内にも複数のホテルがあるが、空港ターミナルに直結しているのは同ホテルのみである。

出典:wikipedia

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