次回予告(じかいよこく)は、テレビ番組において次回のエピソードを紹介する枠である。時間については番組や放送方針によって異なる。一般的には次回に放送予定の映像を流しながらナレーターが内容を説明するのが基本である。次回予告の映像が引き続き提供クレジット枠にも使われることも少なくない(テレビドラマにおいてはむしろ多い)。アニメ番組の場合、通常の製作スケジュールではオンエア時には次回の映像が既に出来ているのでそれを次回予告に使うことが可能である。しかし制作進行が破綻、遅れている作品についてはその限りではない。放送時間はだいたい30秒程度だが、最終回間際に放送時間を15秒程度に短縮して残った分を次作の番組宣伝に割り当てることもある。特撮テレビ番組などの児童向けドラマの場合、基本的に層を同じくするアニメーションのフォーマットを踏襲しており、アニメ同様に収録済みの次回映像にかぶせて劇中と同じナレーターによるナレーションが行なわれるのが一般的である。その際、「~にご期待ください。」「~をお楽しみに。」という煽りで終わる場合が多いが、中には『超人機メタルダー』の「こいつあすごいぜ!」などの様に定型文句で終わるものもあり、その「定型文句」も、『世界忍者戦ジライヤ』では「鳥忍カラス天狗」(妖魔一族の下忍)による「みんな、見るでやんす!」、『地球戦隊ファイブマン』では「銀河商人ドンゴロス」(銀帝軍ゾーン幹部)による「来週も見ないと損やで!」の様に、悪役が締めるというのがあり、そして『快傑ズバット』では、「ズバットの真似は危険ですから絶対にしないでね!」と視聴者への警告で締めるという異色型だった。但し例外もあり、例えば『キャプテンウルトラ』はオープニングのカラオケバージョンが流れるだけであったり、『秘密戦隊ゴレンジャー』中期は内容を紹介せず、視聴者へのなぞなぞで構成されたり、『ウルトラマンメビウス』の様にナレーターが存在しない番組ではドラマ同様に次回映像が音声付きで流れることがある。また四コマ漫画を原作にした『チョコミミ』においては、原作の1話分の会話劇を予告映像に乗せていた。また本編と異なり保存状態が悪い場合も多く、『月光仮面』などの初期の特撮作品やアンダーソン作品の様な外国作品では次回予告が存在しないものや紛失した物、映像が現存していてもテロップやナレーションの音声が散逸したものもある。バラエティ番組の場合、通常は概要の通りだが、一部ではまだ番組が続くように見せかけて、一番面白い部分を見せず、視聴者の好奇心を煽って、「この続きは次回のお楽しみ!」となることもある。また『クイズ$ミリオネア』『VivaVivaV6』などといった、木村匡也がナレーションを務めた番組では、木村による「お暇なら見てねぇ!」や「お暇作って見てねぇ!」といった定型文句で締める事がある。現在のテレビドラマの場合、収録済みの次回映像の一部を音声付きで流すのが一般的であり、予告専用のナレーションは挿入されないことが多い。
出典:wikipedia
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