ライアン・スコット・デンプスター(Ryan Scott Dempster , 1977年5月3日 - )は、カナダ連邦ブリティッシュコロンビア州シーシェルト出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。現在はMLBのシカゴ・カブスの野球編成部門社長補佐を務めている。にMLBドラフト3巡目(全体66位)でテキサス・レンジャーズから指名を受けプロ入り。8月8日にリック・ヘリングとのトレードでジョン・バーケットとともにフロリダ・マーリンズへ移籍した。5月23日にメジャーデビューを果たした。は、5月7日のニューヨーク・メッツ戦では6回にマイク・ピアッツァに二塁打1本のみでメジャー完封勝利を達成。オールスターゲームに初選出を果たし、シーズントータルで14勝・防御率3.66・209三振でチーム投球三冠を達成し、ケビン・ブラウンがに記録した205三振の球団記録を更新した。7月11日にフアン・エンカーナシオン、ウィルトン・ゲレーロ、ライアン・スネアとの1対3のトレードでシンシナティ・レッズへ移籍した。、8月に右肘を故障したためトミー・ジョン手術をし、11月に放出された。1月21日にシカゴ・カブスと契約。は開幕前にクローザー起用が決まっていたが、マーク・プライアーが開幕を故障者リストで迎えたため先発投手として投げることになった。5月9日からは不調のラトロイ・ホーキンスに代わりクローザーとして起用され、先発登板時の防御率は5.35だったのがクローザーでは防御率1.85で、35回のセーブ機会で33セーブを記録した。この活躍が認められ、までの3年1,550万ドルで契約が延長された。は序盤は快調だったものの、33回のセーブ機会に対し24セーブしか記録できなかった。カブス移籍後の4年間で計87セーブを挙げた。からは先発投手へ再転向した。開幕から7月8日まで、のリック・ラッシェル以来となるホーム球場の10連勝を挙げ、自己最多の17勝を記録。オールスターゲームにも8年ぶりに選出を果たした。オフに3年契約を満了しFAとなったデンプスターに対しては、ニューヨーク・ヤンキースなど複数の球団が獲得に動くと思われていたが、11月18日、カブスと4年総額5,200万ドルで契約延長した。7月31日にカイル・ヘンドリックス、クリスチャン・ビヤヌエバとのトレードで、古巣のレンジャーズへ移籍した。シーズン終了後にFAとなった。2012年12月19日に2年2,650万ドルの契約でボストン・レッドソックスに移籍した。2月16日に、2014年シーズンは首の故障や家庭の事情を理由にプレーしないことが発表された。2月22日に制限リスト入りした。10月8日に現役引退を表明した。2014年12月6日に古巣のシカゴ・カブスの野球編成部門社長補佐に就任した事が発表された。普段は温厚で人柄が良く、カブス時代には名アナウンサーのハリー・ケリーの物真似を披露するなどムードメーカーの一面を持つ。また、チャリティ活動にも熱心で、2006年と2008年にはロベルト・クレメンテ賞の候補にノミネートされた。その一方で人一倍正義感が強く、2013年8月18日のニューヨーク・ヤンキース戦で、* メジャーリーグベースボールのドーピング問題の渦中にあったアレックス・ロドリゲスに薬物使用に対する私的な激憤からか、故意に150kmの速球をぶつけ、両チーム入り乱れての乱闘に発展させた事がある(この際、ヤンキース監督のジョー・ジラルディが退場処分となった)。8月20日、MLBから5試合の出場停止と罰金の処分が下された。
出典:wikipedia
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