ジョン・クロムウェル・マザー("John Cromwell Mather"、1946年8月7日・ロアノーク - )はアメリカ合衆国の天体物理学者であり宇宙論学者である。マザーはメリーランド州のNASAゴダード宇宙飛行センターの上級天体物理学者で、メリーランド大学の準教授である。マザーは黒体形状の発見と宇宙マイクロ波背景放射の異方性の発見や人工衛星COBE(宇宙背景放射探査機)でビッグバン理論を具体化するのを助けた業績でジョージ・F・スムートとともに2006年ノーベル物理学賞受賞者に選ばれた。NRCフェローとして、ゴダード宇宙科学研究所に在籍(1974~76)、そこでCOBE開発、推進を提唱した。COBEが成功したのは、1000人以上の調査員、技術者などの大規模なチームワークの賜物である。ジョン・マザーは全体を統括し、COBEが観測した極超短波背景輻射の黒体放射を明らかにした中心的な役割も担った。ジョージ・スムートは輻射の温度に微妙な違いがあることを主に計測していた。ジョン・ボズローとの共著"The Very First Light: The True Inside Story of the Scientific Journey Back to the Dawn of the Universe"(仮訳『始まりの光:宇宙の夜明けに戻る科学旅行の隠された物語』)は、1996年に出版され、出版社と一般の科学に関心をもつ人々双方から広汎な絶賛を浴びた。
出典:wikipedia
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