『アルペンローゼ』(Alpenrose)は、赤石路代の漫画作品。小学館発行の『ちゃお』にて1983年から1986年まで連載された。フラワーコミックス全9巻。FCDX全4巻。タイトルのアルペンローゼは、ドイツ語で「アルプスのバラ」を意味する。1985年には『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』(ほのおのアルペンローゼ -)の題名でテレビアニメ化もされた。フラワーコミッス第9巻 番外編「テンポ=ルバート~奪うが如く~」ではレオンハルト・グスタフ・フォン・アッシェンバッハとの表記あり。『炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ』という題名で、1985年4月6日から同年10月5日までフジテレビ系にて放送された(放送枠は、毎週土曜日18:30-19:00)。全20話。タツノコプロ初の、少女漫画原作によるテレビアニメである。1年間の予定で構成が組まれていたものの、2クールに満たない話数で打ち切りが決まったため、かなり強引な終わり方となった。タツノコプロは創業以来フジテレビと縁が深かったが、本作から2011年放送の『C』までの約25年半もの間、同局では同プロのアニメが一切放送されないという時期が続いた(その間、フジテレビ関連局のBSフジ/フジテレビKIDSで放送された『科学忍者隊ガッチャピン』により、一応同局との関係は残っていた)。そしてこれ以後タツノコ作品は、『昭和アホ草紙あかぬけ一番!』『光の伝説』『ドテラマン』と20話前後の短期間で終わる作品が続発することとなった。また、フジテレビの土曜夕方6時台後半枠が前番組の『よろしくメカドック』から大半の地域でローカルセールス枠に転換したこともあり(ただし、基幹局を中心とした同時ネット局の一部はスポンサードネット扱い)、石川テレビ(ITC)、山陰中央テレビ(TSK)、テレビ長崎(KTN、当時は日本テレビ系列とのクロスネット局で、同系列の『魔法の妖精ペルシャ』を遅れネットも途中打ち切り)など、この作品を放送しなかったり、富山テレビ(BBT)など遅れネットで放送された系列局も少なくない。なお、『メカドック』及び本番組を放送せず、後番組の『ゲゲゲの鬼太郎(アニメ第3作)』からネットを再開した局もあった(番組販売扱いの遅れネットを含む)。また、岡山県・香川県地区では、系列局の岡山放送(OHK)がネットせず、系列外(TBS系列)の山陽放送(RSK)が1986年7月から8月にかけて夏休み集中放送という形で放送した。本放送終了からあまりインターバルをおかずに、しかも本放送時のキー局(フジテレビ)に著作権が残っている状態で、本来のキー局系列(とごく僅かなテレビ東京系列と独立局制作)以外の番組を放送しない民放4局以上の地域の系列外局で放送されたのはきわめて異例なことであった。当時テレビ朝日系列とのクロスネット局だった秋田テレビ(AKT)が発行したアニメカレンダーには、本番組も掲載されていたが、同局では放送されていなかった(当時本枠では『パンチDEデート』(関西テレビ)の遅れネットを編成。『メカドック』と『鬼太郎』以後は遅れネットしていた)。地上波での再放送は少なく、1999年に関西テレビが土曜早朝に行ったのが最後と思われる。音楽が重要なモチーフになっているため、主題歌以外に劇中に登場する『アルペンローゼの歌』『オーストリア交響曲』などが実際に作曲・演奏されCD化されている。永らくイタリア「YAMATO VIDEO 社」より発売のイタリア正規版 (日本語音声 、イタリア語音声 、イタリア語字幕(ON/OFF可)映像方式:PAL リージョンコード 2 、全20話 5枚組 DVD-BOX)以外には、一切の国産ディスクメディア・パッケージソフトウェアが発売されずにいた本作品だが、フロンティアワークスより、2016年12月7日に「炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ」メモリアルBlu-rayの発売が予定されている。
出典:wikipedia
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