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明貴美加

明貴 美加(あきたか みか、1964年(昭和39年)4月17日 - )は日本のイラストレーター・ゲームクリエイター。血液型AB型。男性。タカラ『デュアルマガジン』誌で初心者向けのプラモ作成法コーナーを担当した後、高校時代に伸童舎に所属し、サンライズのメカデザイナーとして『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』『シティーハンター』『機動戦士ガンダム0083』等に関わった。元々アマチュアイラストレーター・モデラーだった縁もあり、模型雑誌『モデルグラフィックス』でガンダムに登場するメカをモチーフにした「MS少女」のイラストを手がける(詳細は当該項目またはメカ少女を参照)。これがブレイクし、その後の仕事の方向性に大きな影響を与えた。その後レッドカンパニー(現レッド・エンタテインメント)に移籍し『銀河お嬢様伝説ユナ』というギャルゲーの一連のシリーズ展開とゲーム・アニメ・CDの企画およびすべてのイラスト、ラジオ出演を1人で手がけた。版権に対して非常に厳格な対応をしており、ネットに作品のファンアートが少ないのは本人が直接規制したためである。ユナシリーズの終了後は漫画原作なども行っていた。それ以降はレッド・エンタテインメントで『サクラ大戦シリーズ』のメカニックデザイナーを手がけている。業界ではカトキハジメや毛利和昭、麻宮騎亜とも交友が深い。当初、現役女子高生メカデザイナーを名乗り、『モデルグラフィックス』誌上のコーナーで長期に渡りそのキャラクターを演じ続け一部の模型少年達に夢を与えた。詐称していた誕生日に、読者からモデルグラフィックス編集部へケーキがプレゼントとして届けられたという逸話が著作で紹介されている。他にも『なかよし』誌上では「トロが大好き美加ちゃん」という紹介文を用い、ラジオ番組ではお嬢様作家を名乗っていたが、超低音ボイスを突っ込まれ第一回放送で早々と女性キャラクターをやめた。本人は至極普通の成人男性であり、日常生活も普通であるのでキャラクター作りは完全なネタである。レイバンのサングラスをトレードマークとしているが、これは銀河お嬢様伝説ユナの制作時、ハドソンの担当ディレクターがいつも掛けていたレイバンを気に入って掛け出してからのもの。ちなみにこの当時、中々仕事の進まない明貴が打ち合わせ中、当時発売したゲームソフトの話につい盛り上がってしまい、仕事をせずにそのゲームばかりしていたのがバレたことがある。MS少女に関しては出渕裕から「こんな仕事をしていると後悔するぞ」と、『機動戦士ガンダム』の原作者の富野由悠季からは「恥ずかしいからやめろ!」と良い評価を受けてはいなかったが、レッド・カンパニー総帥の広井王子からは逆にもっとその方向で突き進めと言われ、後にブレイクしている。会社の自室は膨大な各種ゲーム機とゲームソフトで埋め尽くされた、濃い「オタク部屋」で(職業柄、研究だったという説も否定できないが)、プライベートでは藤島康介のために美少女フィギュアの製作代行もしていた。熱狂的なソニー愛好家らしく、自身が先にデザインしていたミルキーと後発の井上トロが酷似していたためか非常に気に入り、イラストにはよくトロ(ミルキー)似のキャラクターを付ける事がある。ロボットのデザインはまず顔を決めてから全体を考える。初期から一貫して少女漫画のような大きな瞳を描く。露出の多いセクシーなイラストも多数発表しているが、『銀河お嬢様伝説ユナ』は女性からも人気があった。萌えブーム以前から、かわいらしい少女を書き続け、一定の評価を得ている。メカニックは曲線やシルエットで見せるデザインを得意とし、リアリティや重厚なメカニック要素はあまり取り入れていない。雑誌では幾何学模様を使ったデザインを多用する。なお本人が好きなSF映画は『スタートレック』よりも『宇宙空母ギャラクティカ』との事。多方面から何度も漫画の依頼を受けていたが、本人は絵の技術の未熟さを気にしており、頑なに断り続けていた。デザインにおいても、立体化を前提としたカトキとは異なり勘で描くタイプであり、全体のバランスの悪い箇所などにすぐ追加要素を描き足して調整する癖を持つ。メジャーデビュー作となったテレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』では、主役機ΖΖガンダムのデザインコンペに作品を提出している。本人はコアガンダムと呼ばれる小型のロボットに2機の戦闘機が合体するアイデアを含めた数多くのΖΖガンダム候補を提出した。最終的には小林誠がデザインした3機の合体変形案が採用されたが、コアファイター部分は完全な明貴デザインで、完成形では脚部に明貴デザインの面影が残っている。最終的な決定稿は北爪宏幸が仕上げたが、戦闘機形態はすべて明貴のクリンナップである。その際戦闘機モードの一部に機首が存在しない事を小林に指摘され、3日で機首となる「メガビームライフル」を仕上げた。コクピットのレイアウトは明貴担当で、遊びで描いた合体レバーが監督の富野由悠季に気に入られた事を喜んでいたという。他に採用されたデザイン案は、最終的にドーベン・ウルフとして採用になったガンダムMk-V(G-V)がある。後にガンダムが劇中に多過ぎるという理由で、ネオ・ジオンのモビルスーツに設定が変更された際に、同じく元はガンダムとしてデザインされていた、クィン・マンサと頭部デザインが入れ替えられている。後にモデルグラフィックスの『ガンダム・センチネル』においてガンダムMk-Vが用いられ、ドーベン・ウルフはガンダムMk-Vの改修型という設定となった。『ガンダム・センチネル』商品の一環としてバンダイの公認となった。なおガンダムMk-Vは当初から背面図画がなかったため、他のモデラーが製作上デザインした物が後に正式デザインとなっている。この作品においては他のモビルスーツのリデザインも手がけているが、ゲーマルクの配色がオレンジに青という派手な色使いなのは、「キャラ・スーンの機体ならこうあるべきだ」という富野の希望であり、明貴は『機動戦士Ζガンダム』のジ・Oのような機体をイメージしてデザインと発言、自分の責任ではないと弁解していた。ザクIIIに関しても、灰色という配色や地味さを憂い、「マシュマーの色なら緑ですよね!」と、ザクらしい色にしたいと富野に強く嘆願した逸話がある。また、最終回という事で明貴はΖΖガンダムの強化と怪獣的なクィン・マンサのデザインをプレゼンしたが、後者の発想に「最終回だからって何してもいいとか考えるな」と激怒した富野に駄目出しを受け、共同で仕上げた。『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するガーベラテトラは、明貴によるガンダム試作4号機のデザイン案が基になっている。こちらも劇中にガンダムが多く出過ぎるという理由で採用されず、作品内ではガンダム試作4号機がデラーズフリートに譲渡する際に偽装されたという設定に変更されて登場、もともとのガンダム試作4号機は後に『ホビージャパン』でアンオフィシャルに発表された。その後『電撃B-Magazine』に「ガーベラテトラ改」として、決定稿を更にボリュームアップしたようなバリエーションを発表(このイラストには「殺・凶」のマーキングがあったが後に取り払われ、ゲームソフト『ギレンの野望シリーズ』に登場し名前が明かされた)、合計3種のガーベラが掲載された。後にカトキハジメがこの3つのパターンのガーベラの最大公約数的なアレンジを発表。現在ではこのカトキ版が最も有名になっている。明貴によると、ガーベラテトラとはGP-02を開発したスタッフが意趣返しに設計した物で、リック・ディアスに繋がる重MSの設計思想と考えてデザインしたという。逆に素のGP-04は後年のガンダムMk-IIに繋がるデザインを行っている。主役機であるエステバリスは、初期の明貴案では「エグザバイト」という仮称だった。また主役艦であるナデシコの名前もヤマトユニットとの合体で「ヤマトナデシコ」という形態になる構想だったが、お蔵入りし、コミック版で採用されている。元々大月俊倫が『新世紀エヴァンゲリオン』とセットで暖めていた企画だったため、プラモ化を前提としたデザインには大きな制約があった。そのためコミック版では早期にエステバリスはロートル化し、エグザバイトというディテールの細かい新型機が登場した。劇場版については前述の中原れいによるデザインで、明貴はブラックサレナのデザインを担当した。舞台が帝都東京から巴里に移動、主人公機の「光武を元にした巴里華撃団の機体」という設定に対し、「シルエットなどから光武シリーズである事が認識できるが、光武とは違う」デザインを実現させた。イベントグラフィック・戦闘シーン・ムービーシーンではオーバーワークススタッフ製作によるデザイン画を忠実に再現した3DCGが用いられ、後に「自分の描いたものは100%再現された」と明貴本人が述懐している。武器選択には悩んだようで、標準的な大神機をデザインした後に、隊員機用に大量の武器デザインを描いた。特に大悪党として描かれるロベリア機の武器はなかなか決まらず、ロベリア自身の服のデザインにあるチェーンなども考えられたが「強くなさそう」との理由で没案とし、最終的に凶悪さを象徴するシザーハンドを装備。光武F2にて更に巨大なシザーハンズへとパワーアップする形となった。モデラーだった事もあり、模型・玩具デザイナーとしても活躍している。前述の『デュアルマガジン』誌で初心者向けのプラモ作成法コーナーを担当した後、商業製品では『機動戦士Ζガンダム』のプラモ用三面図と『トランスフォーマー』の玩具(プレダキングなど)を行っている。他にもバンダイのハイコンプリートモデルのリデザインや、プラモデルのインストラクションにも参加(現在で言うカトキハジメのポジション)。前述の『ガンダム・センチネル』にも関わっているが、この企画ではメインの作例やメカデザインよりもスピンアウト企画であるMS少女がブレイクして、Ζプラスをベースにした「椎奈」がガレージキット化までされる事になった(当然明貴がインストラクションを担当)。その後も海洋堂と積極的にガレージキットの開発に協力。当時の日本としては珍しい塗装済みのブリスターパック販売トレーディングフィギュアや、完成品アクション美少女フィギュアに着目し先駆けた(決して元祖やブームの仕掛け人というわけではない)。自身の製作した模型が発表される事はないが、人気モデラーとタイアップしオリジナル企画の模型を発表する事は現在も続けている。特にみすまる☆ましいは明貴デザインを好んで立体化する事が多い。また、アマチュア時代にはガンプラの1/20フィギュアシリーズにラインナップされたフラウ・ボゥを改造して『六神合体ゴッドマーズ』のキャラクター・ロゼのフィギュアを製作している。これはラポート発行のムック「六神合体ゴッドマーズ大辞典」に掲載された。

出典:wikipedia

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