ヤン・ポール・フォンデルブルグ（Jean-Paul Vondenburg、1964年7月31日 - ）は、スウェーデン出身の元サッカー選手。ポジションはセンターバック。愛称はChampa（チャンパ）。黒人のサッカー選手として、北欧圏（デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド）において初めて代表に選出された選手。1985年にハンマルビーIFでプロキャリアをスタート。1988年末、同チームのスーペレッタン（2部）降格 に伴いマルメFFへ移籍する。ロイ・ホジソン監督に重用され、1989年アルスヴェンスカン（1部）およびスウェーデンカップ戦優勝に貢献した。UEFAチャンピオンズカップ 1989-90ではインテルナツィオナーレ・ミラノ相手に勝利に貢献している。1990年2月14日対UAE代表戦に初キャップ、その後1991年4月17日ギリシャ代表戦においてオウンゴールを献上し2-2で引き分けて以降、代表からは遠ざかることになる。1992年の夏にデンマークリーグのオーフスGFへ移籍し1シーズンのみプレー。1993年にJリーグ・サンフレッチェ広島に入団、守備の中心選手として期待された。しかし膝の故障に悩まされつづけ、さらに負傷中にコーチのヤン・ヨンソンが現役復帰しスチュワート・バクスター監督もヨンソンを重用したため、控えに回されることが多々あった。その状況に監督との間で対立が生じ、1年で退団。その後は古巣のハンマルビーIFへ戻るも、同シーズンにスーペレッタンに降格してしまう。翌1996年に引退。2013年現在、その後の動向は不明。21||2||2||0||4||1||27||2上記の通り、スカンジナビア圏において初めてA代表に選出された黒人選手である。なお、それぞれの国における初黒人選手は以下のとおり。なお、五輪レベルでは1988年ソウル五輪においてマルティン・ダーリンが選出されている。

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