株式会社エフエム石川(エフエムいしかわ、"FM ISHIKAWA BROADCASTING Co., Ltd.")は、石川県を放送対象地域として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。愛称は周波数80.5にちなみHELLO FIVE(ハローファイブ)。また、通称としてFM石川も使用される。コールサインはJOHV-FM。JFN系列。聴取可能な地域は、放送対象地域である石川県全域および富山・福井各県の一部(前者は小矢部市や高岡市、後者はあわら市や坂井市など)。また、国道8号のくりからトンネルおよび富山県小矢部市の小矢部バイパストンネル区間では再放送を行っている。企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:開局当初からは様々なアーティストが番組(5分間のミニ番組も含む)を担当し、個性的な編成に特徴があったが、近年の自社制作番組は減少傾向にある。全般的にジャパンエフエムネットワーク(JFN)からのネット番組(ミニ番組も含む)が多くなっている。自社制作番組の比率は、北陸地方のラジオ局では最も少ない。番組改編期以外の時期に打ち切りや放送時間を変更するケースも少なくない。JFNCのネット番組では、洋楽(ロックなど)系の番組が多い反面、ハガキ職人が活躍するいわゆる「ネタ番組」はネットされない傾向が強い。また、下ネタの内容が多いとされる番組は、ネット途中でも打ち切る場合がある(『ORANGE RANGE ラジオ〜コンタクト』や『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』など。なお、有吉の番組は2013年4月に放送を再開している)。開局当初から歌謡曲やアイドルグループの楽曲は放送しない方針を取ったため、チャートはオリコンチャートのヒット曲よりもラジオベースの自社の推薦曲が上位に選ばれることが多い。また、エイベックス・グループに所属するアーティストの楽曲も自社番組では放送しない傾向が強い。※★印があるものはホームページが開設されている番組。朝の時間帯は、開局当初からワイド番組の設定はしていない。北陸地方においてエフエム石川のみで放送された番組エフエム石川ではアナウンサー職在籍者の呼称をパーソナリティとしている。アナウンサーパーソナリティ北國新聞社・中日新聞社が出資していることから、ローカルニュースは『北國新聞ニュース』と『北陸中日新聞ニュース』の2本が『FM石川ニュース』として放送されている(各新聞ニュースの放送時間は月毎に午前、午後と入れ替わっている)。通常ローカルニュースを優先するため、世間の関心が高い全国ニュースは後回しにされることが大半であった(例としてはライブドア事件や村上ファンドに関連した事例)。なお、2008年7月より原則全国ニュースをトップニュースにする形態に変更した。『JFNニュース』はこれまで月曜から金曜はまったく放送されていなかったが、2009年4月より深夜0:55からの時間帯のみ放送されている。また、土曜・日曜に関しては2009年4月4日放送分よりすべて『JFNニュース』となる(いずれもタイトルのみ差し替え、BGMも入れて放送する)。1970年代の後半に、当時の郵政省は北海道・宮城・静岡・広島の各地域に当初割り当てられていたFM放送のチャンネルプランを修正し、1979年(昭和54年)5月16日、愛媛・長崎の各地域とともに石川県にFM放送用周波数が割り当てられた。石川県以外の道県では、割当てがあってから順調に県域FM局が開局されたが、石川県は3局目民放テレビ局(現在のテレビ金沢)の調整に難航した他に、長年石川県のマスメディアにおいて対立関係にある北國新聞社と北陸中日新聞(中日新聞社北陸本社)との主導権争いも影響して(同様の例としては、岐阜エフエム放送での設立をめぐって岐阜新聞社と中日新聞社との対立も挙げられる)、県域FM放送局開局は約10年先送りとなった。また、開局時期で隣県の福井・富山両県よりも5年後塵を拝した。そのため、エフエム石川開局の1990年4月1日まで、石川県ではFM福井、FMとやまなどを聴取するリスナーが多かった。開局後も聴取できなくなったわけではないためエフエム石川がネットしない番組あるいはエフエム石川で流れない楽曲を聴くため等の選択肢として使い分けられている。逆に富山・福井両県でも同じことが言える。長年、対立関係にある北國新聞と北陸中日新聞は新聞販売の面だけでなく、イベントの主催や放送局の設立にまで確執があるとされている。放送局においては、このエフエム石川では互いにニュースの配信を受けるだけでなく、両新聞のイベントに関わりを持っていることが多い。また、両新聞のコマーシャルや両新聞のカルチャーセンターの宣伝も多く放送されている。エフエム石川は、北國新聞社のホームページには北國新聞グループの友好法人として掲載されている。また、中日新聞社も北國新聞社と同比率で出資(2011年4月時点での出資は両社とも10.0%)しており、北國新聞系列の学校法人金沢学院、中日新聞社系列の石川テレビ放送と共に筆頭株主となっている。これまで北國新聞系列ではテレビ金沢の番組宣伝や『24時間テレビ』の開催告知を行う反面、北陸中日新聞系列では石川テレビの新作ドラマ(『月9ドラマ』や『木曜劇場』など)が開始になる場合は編成担当者が出演して宣伝していた。なお、最近は両局とも表立った宣伝は行わず、北陸放送(ラジオ部門では競合関係にある)の番組宣伝が不定期に放送されている。番組宣伝やイベント告知がCMの大半を占めており、番組提供が付かない場合が大半である。自社主催のイベントや他局との共同主催のライブやコンサートの告知は比較的多く、番組宣伝(原則としてTOKYO FMの番組、自社制作のミニ番組も頻繁に放送される)・公共広告(日中は日本赤十字社・日本民間放送連盟など、22時以降はACジャパン・BPOなどが放送される)および「HELLO FIVE MUSIC PICK UP」が多く放送されている。特に後者においては、午前中(曜日は問わず)と19時以降のCM枠はこれしか放送されないことが多い。隣県のFMとやまやFM福井と比較するとCMの出稿量は少ないだけでなく、えふえむ・エヌ・ワンやFMかほくなどの石川県内のコミュニティ放送局よりもCM出稿量は下回っている。番組提供する企業がエフエム石川から撤退して北陸放送に移行するケースも少なくない。不定期で同業他社である北陸放送が「MROテレビ」の番組宣伝を放送することがある。以前は16時前にフリーアナウンサーが読み上げるものが放送されていたが、2012年4月以降はTBSの連続ドラマ(金曜ドラマ・日曜劇場・木曜ドラマ9→木曜ドラマ劇場)が開始されるときに限り、同局のアナウンサーがナレーションするものが放送される。2005年3月、総務省はエフエム石川が放送法第7条第2項第4号に基づく総務省令(放送局の開設の根本的基準第9条、いわゆる「マスメディア集中排除原則」)に定める出資制限の上限に違反するとして公表し、エフエム石川は総務省情報通信政策局長名で厳重注意処分を受けた(同様の事例において、北陸地方の放送局では他に石川テレビ放送、エフエムとなみも厳重注意処分を受けている)。違反事例は次の通り。2011年10月3日にインターネットIPサイマルラジオ「radiko」に参加、実用化試験配信が同日12時から北陸地方のFMラジオ局としては初めて実施された。石川県ではエフエム石川と北陸放送が実用化試験配信を行っており、「radiko」による配信対象地域は石川県のみとなるが、プロバイダーによっては石川県でも大阪府と判定されてエフエム石川を視聴できなかったり、逆に石川県以外でも、石川県と判定されてエフエム石川を視聴できる。なお、北陸地方においては石川県のコミュニティ放送局のえふえむ・エヌ・ワンが2008年6月から、FMかほくが2010年6月からインターネットラジオのサービスを実施している。
出典:wikipedia
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