『ロードモナーク』 (LORD MONARCH) は、日本ファルコムによる箱庭系リアルタイムストラテジーゲーム。1991年にPC-9800シリーズ用としてオリジナルが発売。その後スーパーファミコンやWindows等でも発売され、現在では携帯電話でも楽しめる。木屋善夫プロデュースであるドラゴンスレイヤーシリーズの第7作目という位置付けだが、シリーズ中唯一ドラゴンが登場しない作品でもある(ただし、アドバンスドロードモナークには、プレイヤーユニットとして、デフォルメされたドラゴンを主人公としたマップセットが存在する)。発売以来多くのマイナーチェンジが施され多くの製品が発売されている。詳細は下記の関連商品の節を参照。なお、PC-9800シリーズ用として発売された二作(無印、アドバンスド)にはエディットモードが用意され、独自のマップを作成・プレイする事が可能であった。この機能は後々の製品には受け継がれなかったが、後に有志の手によってマップ作成用ソフトが制作されており、オンラインなどを始めとする一部の製品ではこのソフトで作成した独自のマップをプレイする事が可能となっている。各マップには4つの国が配置されている。そのうち1つの国に対し、プレイヤーはユニットと呼ばれるキャラクターに命令を出すことができる。勝利条件は、各ユニットに命令を出し、他の3つの国を滅ぼすことである。ユニットは拠点から生産され、拠点はユニットが作成する。日数が経過することで拠点やユニットの兵力が増える。他国と接触すると領土合戦になり、最終的に君主ユニットを攻め倒すか、拠点とユニットを全て消滅させると国が滅びる。自国(および他国)の勢力は「総人口(拠点内人口)・(ユニット人口)」と「資金」で表される。税率設定があり、税率を上げると資金が集まるがユニットが生産されづらくなり、税率を下げるとその反対になる。また、どの国にも属さない中立の敵が存在し、拠点やユニットを無差別に破壊・攻撃する。上級マップになると、「障害物を置く」「橋を架ける」「ユニットを一か所に集めて拠点を防衛する」などの命令を駆使したり、総人口(領土)と資金のバランスを考え、税率をこまめに変更せねば勝利できなくなり、パズルゲームや戦略シミュレーション要素も含まれる。PC-9800版アドバンスド・ロードモナークより、全体命令の指示、ユニット登場時の初期命令が指定できるようになり、よりスムーズな操作が可能となった。ウィンドウズ版として作成された移植作では、マウスによる範囲指定で全体命令を指定することも可能となっている。各マップには一律に日数制限があり、それを超えると失敗となる。日数内で勝利すると次の面への繰り越し日数が生じるが、消費日数や占領率などの成績によって日数が決定される。初段までは繰越日数が1000日増えるごとに級が1つ、初段以降は1万日増える毎に段位が1つあがり、クリア後に段位認定証が表示される。最高段位は名人であるが、初代ロードモナークでは繰越日数65535を超えることが想定されておらず、65535日を超えた場合、繰越日数がマイナス表示されるといった事象が発生した。マップは、中世のヨーロッパや戦国時代などの戦時的なものから、赤ちゃんや動く食べ物などのメルヘンな世界感も用意されている。しかし、キャラクター名、グラフィック、BGM、コマンド名が変わるだけでゲームシステムに変更はない。
出典:wikipedia
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