大田駅(テジョンえき)は大韓民国大田広域市東区にある、韓国鉄道公社(KORAIL)の駅。本項では、近接する大田広域市都市鉄道公社の大田駅(テジョンえき)についても記述する。KORAILの駅には、戸籍上京釜線・大田線の2路線が乗り入れているが、大田線は定期旅客列車の運行を行っていない。また、京釜高速線を通るKTXも乗り入れるが、京釜高速線の当駅前後の区間は建設中(2015年6月開業予定)で、大田北分岐点 - 当駅 - 沃川駅 - 大田南分岐点間は京釜線を経由する。また、京釜線を通じて忠北線・慶全線に直通する列車も当駅に乗り入れる。なお、湖南線(益山・光州方面)の旅客列車は、大田操車場で京釜線から分岐し、大田広域市内のターミナル駅を西大田駅としており、当駅からは発着しない。かつて大田線を経由し西大田駅から湖南線に直通する旅客列車が設定されていたが、2015年4月2日に運行中止となっている。当駅は地上駅(橋上駅)で、3階に切符売り場及び改札口、1階にホームがある。ホームは島式6面12線を有する。そのほかに留置線がある。京釜高速線大田区間の工事のため、乗り場はたびたび変更されている。旅客案内上、「大田駅駅」とされることもあるが、正式には「大田駅」である。当初、KTX京釜高速線の大田市内通過区間が地下化される計画があったため、当駅は地表よりかなり深い位置に建設された。ただし、後に京釜高速線のこの区間は地上に建設されることとなっている。島式ホーム1面2線を有する地下駅で、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。出口は1番から5番までの5ヶ所あり、4番出口を介してKORAILの大田駅に乗り換えることができる。韓国鉄道公社の駅舎から見て西側には都市鉄道駅の出入口(2番、3番出入口)やタクシー乗り場、バス乗り場があり、大田中心部方面に向かうがある。東側にはレンタカー会社、劇場、中央市場、地下商店街などの商業施設が密集しており、バスの車庫や駐車場もある。現在、当駅から湖南線方面の列車は発着しないが、長らく京釜線と湖南線の分岐駅であった当駅は、駅うどん「」や、歌謡曲「」で有名である。「カラッククス」()は、うどんの韓国語固有語表現である。大田駅をショートカットする旧大田線(現:湖南線)が開通する1978年まで、ソウルから湖南線方面に向かう直通列車は大田駅で方向転換のため、機関車の付け替え作業を行わねばならなかった。このため、待ち時間に旅客が駅のホームで食するうどん(カラッククス)が大田駅の名物として知られるようになった。「大田ブルース」(作詞:崔致守、作曲:金富海)は男女の別れを歌った歌謡曲(トロット)で、1959年に安貞愛の歌として発表された。歌詞に登場する深夜0時50分大田駅発の列車は、当時、ソウルを出て大田駅で釜山行きと切り離される木浦行きの列車である。1979年には「懐メロ」となっていたこの曲をチョー・ヨンピルがカバーし、韓国で大ヒットを飛ばした。日本では三佳令二の訳詞があり、チョー・ヨンピルのほか、大月みやこ・桂銀淑・青江三奈などが多くの歌手が歌っている。1999年には、大田駅前に「大田ブルース」の記念碑が建てられた。大田広域市都市鉄道公社1号線では大田駅到着前の車内放送で「大田ブルース」が流れる。
出典:wikipedia
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