日本航空大学校（にほんこうくうだいがっこう）は、石川県輪島市にある学校法人日本航空学園が運営する私立専門学校である。同法人が運営する高等学校「日本航空高等学校石川」と共に、校地は能登空港に隣接している。専修学校専門課程に認定されているため、卒業すると専門士の称号が付与される。4年制の航空工学科では高度専門士の称号が付与され、大学院に進学することも可能である。また、放送大学との提携制度を利用すると、学士も取得できる。2010年（平成22年）4月より日本航空専門学校に名称統合され、能登空港キャンパスとなった。北海道の千歳キャンパス、白老キャンパスとあわせて面積・設備・学生数とも国内最大の航空専門学校となったが、2014年(平成26年) 4月より再び名称が日本航空大学校となり、旧体制へと戻る。本校舎は2階建ての建物、一階に実習用の教室が配置され、二階に職員室や学生の授業用の教室が配置されている。この校舎の西には、航空機整備実習用のハンガーや、格納庫が存在する。滑走路は能登空港と供用しており、実習場から直接乗り入れることができる。大型機YS-113機を備えており、航空整備科の実習に使用している。また、CAD実習室には3次元CADツールCATIAがある。本校の学生は、一人暮らしまたは寮生活をする。一人暮らしの場合、輪島市や穴水町から通学する学生が多い。高校の通学バスに空席がある場合に限り学生も利用できる。寮には、「J-Shipサンシャイン(旧・雄飛寮)」と「シンフォニー(旧・青雲寮)」がある。日本航空グループや全日本空輸グループなどの航空会社、三菱重工、川崎重工、IHIグループなどの製造メーカが主な就職先。

出典:wikipedia