『実況パワフルプロ野球6』(じっきょうパワフルプロやきゅうシックス)は1999年3月25日にコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたNINTENDO64用の野球ゲームである。NINTENDO64におけるパワプロの3作目。売り上げはNINTENDO64のサードパーティーのソフトでは最高の記録である。なお隠しコマンドを入力することで当時のヤクルトスワローズの新ビジター用ユニフォームが登場する(コマンド入力に成功するとモード選択画面のパワプロ6の表示が「パワプロ6'」となる)。今回は大学野球編。プレイできる学校は全く内容の異なる大学6種類と、『パワプロ7』・『パワプロ2010』で「ほとんど内容が一緒のものが12種類用意された」という以外(『パワメジャ』でチームとシステムの合計10種類)、『パワポタ4』時点でこれより多い数字は出ていない。大学は4年間あるが、パワプロで伝統的に使われている「3年制」を採用しているため、2年生4月の時点からストーリーが始まる。お金の概念があり、(低確率で親父リストライベントが発生する事があるが、その際親父再就職イベントが発生するまで親からの仕送りもストップする)生活費を主人公が負担するために選んだ大学の種類によってはアルバイトをしつつ野球をしていかなくてはならないが、主人公がアイテムを買うためのショップなどは用意されていない。他の作品にない要素として、保険に入ることができる。保険に入ると月に幾分かの保険料がかかるが、怪我をした際にお金を受け取ったり、失った能力を取り戻すことができる。サクセス中にセーブせずに終了すると、データが自動的に消去されてしまうようになった。本作のシナリオは、『パワプロワールド』(パワプロシリーズのiアプリ版)、『パワプロ サクセス・レジェンズ』の「大学野球編」にも収録されている。この項目はするめ大学以外に共通するものである。するめ大学については該当項目を参照のこと。キャプテンになると試合の終盤は選手全員を操作しなくてはならないというのがパワプロシリーズのサクセスでの掟だが、この作品ではキャプテンになっても全国大会は全員操作で、地区大会は実力主義といわれるあかつき大学でさえ自分の操作のみである(前述の通り『サクセス・レジェンズ』では地区大会でも全員操作可能)。コンピュータのレベルの関係上ほとんどのピッチャーは直球を使ってくるため難易度は高くないが、全員操作ではないのでいくらプレイヤーが頑張っても負けてしまうことも多い。地区大会は総当り戦で、通常は最後の大会でのみ登場するするめ大学以外の全ての大学と対戦する。2敗すると優勝が不可能になり、強制的に試合をスキップされてしまう。最初の3試合を2勝以上した上で第4試合のあかつき大学(あかつき大学でプレイしている場合はパワフル大学)に勝利(4年生秋は第5試合のするめ大学戦にも勝利)すると優勝である。春のリーグ戦を優勝しても全国大会には出場できず、全国大会に出場するには秋のリーグ戦を優勝しなければならない。全国大会は2回戦で、4年時の決勝戦は必ず帝王大学戦となる。4年生秋の大会で優勝すると、黒獅子重工とのアマチュア王座決定戦を戦い、優勝すると全国制覇の一枚絵が表示される。地区大会の試合は地方球場、全国大会およびアマチュア王座決定戦の試合は明治神宮野球場で行われる。お馴染み、主人公の相棒。ちなみに今作から彼がオタクという一面が発覚し、ガンダーロボが初登場する。パチンコをするイベントで当たりを出すとテーマソングを歌ってくれる(ただしやる気は下がる)。詳細は実況パワフルプロ野球 サクセスモード及び矢部明雄を参照。2つ年下の後輩だが、1年の頃からエースとしてチームを引っ張る実力がある。速球派の投手ではあるが、変化球の切れも良い。月の最終週にはバイトに精を出す。また投手であるがバッティングにも非常に興味があり野手能力も高い。フォーム変更の相談に乗ってくれるイベントがあり、野手の場合は非常にギャンブル性の高いフォームチェンジを試すことが出来る。後に『パワプロ11』で再登場。2つ年下の後輩。金に細かく、ラーメンなどをおごらないと相談に乗らない。時には危ないバイトを紹介したりする。ちょこまかしたプレーができる2番バッタータイプ。江崎や熊谷は『パワプロ11』で再登場しているが、豆山は登場しなかった。3つ年下の後輩で、主人公の同じアパートで暮らす。のんびりした性格で、練習をもう少し楽にないかと言ってきたりと至ってマイペース。特殊変化球(スライダー・カーブ・フォーク・シンカー(スクリュー)・シュートの基本5種以外のHスライダーやSFFなどの変化球のことであって『パワプロ7』から登場したオリジナル変化球のことではない)の習得の手伝いをしてくれたりする。後に『パワプロ11』で再登場。2つ上のキャプテン。作品中では相談してもゲームの進行をアドバイスするだけしかないキャラクターである。1つ上の先輩で猿橋が引退した後のキャプテン。最初の頃は相談に行くとランニングに行ってしまい、話にも乗ってくれないが、ランニングについて行けたら守備などの相談にのってもらえ、コンバートを提案したり、守備練習のレベルを上げたりしてくれる。夏合宿の地獄の特訓「サマービーチスペシャル」をやたらとやりたがるが猿橋や猪狩にたびたび止められる。「サマービーチスペシャル」はゲーム中ではパワフル大学3年生のときのみ実施される可能性がある。その内容は浜辺でダッシュとノックを300セット繰り返すというもので、主人公が1年生の時にも実施されている。しかし、「ケガ人が続出した」と猿橋が皮肉を漏らし、椿本本人も「合宿後に当時の1年生はほとんどが野球部を辞めてしまい、残ったのは主人公と矢部を含む数人だけ」と発言、果てに注釈欄にも「疲れるだけであまり効果はない」と書かれている(実際効率はかなり悪い。合宿直前に豆山に相談する事で回避する事も可能)。また猪狩によると、「サマービーチスペシャル」は監督の許可を貰わず椿本の独断で実施されたようである。3つ上の先輩。主人公1年生時のキャプテン兼監督。サクセス開始直後、主人公に野球部を任せてすぐに引退するため、非常に影が薄い。たとえ黒獅子重工に勝ち日本一になっても姿は現さない。主人公と同級生。勧誘で入部してくれるキャラクターの一人。陸上部所属で砲丸投げの選手であったが主人公の熱意に負け、野球部に入る。砲丸投げで鍛えた速球と驚異的なスタミナを武器とする。『パワプロ10超決定版』でも登場する。仏契大で絶対的な権力を持つ人物。詳細は実況パワフルプロ野球 サクセスモード及び大豪月を参照。2つ上の先輩。辮髪姿で、根性主義者。仏契大学死天王の一人だが、他の三人はいないらしい(パワプロ10超決定版)。見た目はやや悪人面だが後輩思いの先輩で、主人公が相談すると弱気、恋の病などのマイナス能力を除去してくれる。卒業後は仏契大学院へ進学した。お馴染みのライバル。詳細は実況パワフルプロ野球 サクセスモード及び猪狩守を参照。キャプテン。年齢は85歳。黒獅子重工戦に勝利すると正体がわかる。サダメナインのひとり。前作『パワプロ5』で主人公の1つ上の先輩として登場した。パワフル大、熱血大、あかつき大の野球部マネージャー。彼女候補の一人。仏契大の野球部マネージャー。ヤンキー風の生徒。男勝りで乱暴な性格だが、本人はそれを酷く気にしている。プレゼントは鉄アレイ。主人公の通う大学のミスコンでグランプリになったため、周囲には常に人ごみができる。ガングロのコギャルで、主人公にたかってくることがある。付き合っているだけでどんどん所持金を吸い取られていくが、誕生日に投手向けの貴重なアイテムをくれることがある。浪速から借金をして破産するイベントがある。金持ちのお嬢様だが、合コンに参加するなど庶民的な面もある。攻略本では白石と表記されている。彼女にすると父親からお金をもらえる場合もある。パワプロシリーズのレギュラーキャラクター。本作では彼女候補。詳細は実況パワフルプロ野球 サクセスモードを参照。保険の勧誘員であり、矢部の姉。パワポケシリーズでは登場こそしていないが、存在はしており、メガネ一族の長女という設定。「パワプロ2010」では娘がいることが矢部から明言され、「パワプロ2013」ではやんす口調が移らないように実家に帰ることを控えていたことが判明。官僚大の野球部マネージャー。眼鏡をかけた男子生徒。タロット占いや「宇宙物理学」という学問に凝っている。主人公曰く「話すだけで疲れる奴」。しかし時折大学のアイドルの話をしたり、特殊変化球を投げる方法を見つけてきたり、主人公には有益をもたらすこともある。大豪月が飼っている土佐犬。仏契大にのみ登場。非常に獰猛で主人公を追いかけまわした挙句に、噛み付いてくることも。パワフル大野球部監督。昼行灯だが実はあかつき大出身の元プロ野球選手。肘に爆弾を抱えたために引退した。ゲーム開始直後に野球部の廃部を通告する。1勝もしなければ問答無用で廃部にするくせに、全国制覇をした場合には廃部通告はでまかせの発言だったということにするなどご都合主義な男。官僚大野球部監督。学長の座を狙っており、成績不振の野球部を廃部にしようとする。しかし野球部の調子が良くなると急に態度を覆す。大倉の裏口入学を手助けし、大倉を利用し続けたが、最後は大倉の捨て身の反逆に遭う。家では立場が低く味噌汁の具のことで喧嘩をしている。あかつき大野球部監督。性格はとても冷徹。神社で練習しているとたまに現れる女の子。彼女評価が上がるテキストが表示されるが彼女にはならない。告白すると、父の仕事の都合で急にアメリカに引っ越すと言い残し、主人公の目の前から消えてしまう(サヨナラ男を獲得する)。後の交通事故イベントで主人公へ「気をつけて…」という囁きで救うイベントがある。主人公の母親。割烹着がトレードマーク。パワプロシリーズでおなじみのプロのスカウト。幸福金融の社員。強面と関西弁が特徴。融資してもらった場合は毎月取り立てにくるだけでなく、デートに乱入したり、監督の評価を下げたりと非常に厄介な人物。借金が100万円以上になってしまうとゲームオーバーになってしまう。終盤では幸福金融を廃業しており、何も知らず金を借りに来た主人公に謝罪をしている。本作から導入された普通の日程を消化するだけのペナントと別に作られた新しいペナントである。『'99開幕版』にもほぼ同内容で搭載されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。