『リトル・アインシュタイン』("Little Einsteins")は、ディズニーが手がけたテレビアニメ作品。アメリカ合衆国で2005年10月9日より放送されている。英語を覚えながら世界の地理と美術(絵画)とクラシック音楽を同時に学ぶ教材として製作されている。ベイビー・アインシュタインの進歩型と言える作品である。絵画は主に作中の背景に使用されていた。日本では2006年10月5日から2007年3月29日まで、テレビ東京系で木曜日 17:30~18:00(JST)に日本語版が放送されていた(副音声でオリジナルの英語版が聞くことができる)。2008年4月3日から木曜朝7:30からテレビ東京系のDisney Timeで放送が再開されていた。ディズニー・チャンネルでは2007年4月9日よりプレイハウスディズニー内で放送が再開され、2007年10月8日からは新作の第29話以降も放送されている。その季節にしか放送されないスペシャルがある(11月ハロウィーン、12月クリスマス)。主人公の4人の子供達に関係した何らかのアクシデントが起き、それを解決する「任務」が話の中心である。但し、4人は常に一緒に行動するわけではなく、一例として第31話ではクインシーが残り3人を助けに行くという内容。子供達はロケットと名づけられた飛行する乗り物に乗り、各所を冒険をして「任務」を達成した後、最後にカーテンコールを行う。その際題材になった絵、BGMとして使用されたクラシック音楽の1部分などが番組冒頭に引き続き改めて紹介される。担当声優は、日 / 米の順。以上の4人以外に人間の登場キャラは存在せず、OPテーマ曲も上記4人が歌っている(ただしOP曲については、第55話以降もレオ役が柴井ではなく鵜澤)。一人称はレオ&クインシーが『ボク』、ジューン&アニーが『あたし』であり、視聴者に対して常に、レオ&クインシーは『きみ』と、ジューン&アニーは『あなた』と呼びかけている。
4人とも得意分野以外のパフォーマンスをこなすことがたまにある(レオが楽器演奏したり、ジューンが歌ったりなど)。
キャラクターの声は芸歴の浅い子役が担当している。リトル・アインシュタインのメンバー4人が乗り込む、空を飛ぶ乗り物。ロケット内部での席順は、左前ジューン、右前(操縦桿はそこにある)レオ、左後ろクインシー、右後ろアニーでほぼ固定されている(第18話ではまずレオがアニーにロケットの操縦法を教えるために、アニーが右前に、レオが左前に座った)。音楽のリズムによってパワーを得られる仕組み(ひざを叩くことで発進、加速などをする)。地球上で飛行機として使用出来るだけでなく、宇宙に行くことも可能。短時間で土星までいったことがあるので、相当な速度が出るものと思われる。船、潜水艦、地下鉄の電車などにも変形可能。色々な特殊機能があるが、操縦法は全て視聴者参加型のアクション(ひざを叩くなど)である。 喋る機能は無いが感情がある。しゃっくりをする。ネズミが嫌いらしい。元々はレオが産まれて間もないころに買い与えられたベッドメリーの飾りの一つだったが、行方不明になっていて4人が落胆していたところに乗り物に進化した姿で現れた(第12話より。したがって、ストーリーは時系列順では第12話が第1話より前の話になる)。お家(格納庫兼リトル・アインシュタインメンバーの基地)はロケットが自ら建設するなど、出来ないことは喋る事以外はほぼ無い。このロケットのライバルのジェット機は、ロケットより一回り大きく、ロケット同様感情を持ち、変形機能がある。ロケットと対立関係になった経緯などは不明。列挙された各話サブタイトルの最下段に記してあるのは、当該エピソードに登場した絵と音楽の作者(ただし前者は、エピソードによっては例外あり)。
#1 ほしのまわりの わっか "Ring Around The Planet" グスタフ・クリムト/アントニン・ドヴォルザーク#2 おたんじょうびの ふうせん "The Birthday Balloons" アンリ・ルソー/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト #3 しゃっくり びっくり "Hungarian Hiccups" アンリ・ルソー/ヨハネス・ブラームス#4 いちばんすきなこと "I Love to Conduct" エドワード・ヒックス/エドヴァルド・グリーグ#5 オーロラのひかり "The Northern Night Light" クロード・モネ/ニコライ・リムスキー=コルサコフ#6 クジラのうた "Whale Tale" ジョルジュ・スーラ/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト#7 ロケットでサファリ・ツアー "Rocket Safari" アルブレヒト・デューラー/ニコライ・リムスキー=コルサコフ#8 かいぞくの たからもの "Pirate's Treasure" 葛飾北斎、ポール・ゴーギャン/ジョルジュ・ビゼー#9 おうごんのピラミッドでんせつ "The Legend of the Golden Pyramid" 古代エジプトのヒエログリフ/ヨハネス・ブラームス#10 ドラゴンの たこ "The Dragon Kite" 蔵三、蔡嘉、張路、仇英/エドヴァルド・グリーグ#11 ジューンとアヒル "Duck, Duck, June" ジョン・アトキンソン・グリムショー/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト#12 ぼくたちはリトル・アインシュタイン(※文字による表示は左記だけだが、同時になされるタイトルコールでは「そのはじまりのひ」が後続する) "How We Became The Little Einsteins: The True Story" ジョン・シーガー・サージェント/アントニン・ドヴォルザーク#13 クリスマスのおねがい "The Christmas Wish" ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン#14 はしれ きかんしゃ "Go West, Young Train" ナバホ族の民芸品/ジョルジュ・ビゼー#15 ぼくたちの たのしいハロウィーン "A Little Einsteins Halloween" ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ#16 そだててみよう "Farmer Annie" ランブール兄弟/エドヴァルド・グリーグ#17 はるだ はるだ はるが きたんだ "Oh Yes, Oh Yes, It's Springtime" 歌川広重/アントニオ・ヴィヴァルディ#18 アニーひとりのにんむ "Annie's Solo Mission" グスタフ・クリムト/ジョルジュ・ビゼー#19 ネズミさんとおつきさま "The Mouse and The Moon" 古代ギリシャと古代ローマのモザイク画/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト#20 いいきしと わるいきしの おはなし "The Good Knight and The Bad Knight" ジョヴァンニ・バッティスタ・サッシ、バイユーの壁掛け/エドヴァルド・グリーグ#21 おおきなトーテムポール "A Tall Totem pole" アメリカの北部太平洋岸にあるトーテムポールたち/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ#22 ジョーイの だいジャンプ (※ジョーイとはクインシーが名付けたカンガルーの子供) "Jump For Joey" オーストラリアのアボリジニーの絵/ジョルジュ・ビゼー#23 ちいさいぼくらの びっくりだいぼうけん "The Incredible Shrinking Adventure" ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ/アントニオ・ヴィヴァルディ#24 おやすみなさい ロケット "A Galactic Goodnight" エドヴァルド・ムンク/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン#25 おたんじょうびマシン "The Birthday Machine" ミケランジェロ・ブオナローティ/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ#26 ともだちを よぼう "Knock on Wood" ジョージ・イネス/ヨハン・ゼバスティアン・バッハ#27 あたらしいふくにきがえて "A Brand New Outfit" ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ、葛飾北斎/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン#28 しょうたいじょうは どこにある? "The Missing Invitation" クロード・モネ、ナバホ族の織物/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン#29 アニーとおもちゃのひこうき "Annie and the Little Toy Plane" キース・ヘリング/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト#30 きゅうでんのぶとうかい "The Glass Slipper Ball" アンディ・ウォーホール/ヨハン・シュトラウス#31 クインシーと ふしぎなまほうのがっき "Quincy and the Magic Instruments" ギュスターヴ・クールベ/ピョートル・チャイコフスキー#32 おにいちゃんといもうとの大ぼうけん "Brothers and Sisters to the Rescue" ドイツの民芸品/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン#33 にんぎょうの おひめさま "The Puppet Princess" レオナルド・ダ・ヴィンチのスケッチ画/シャルル・フランソワ・グノー#34 おんがくのペット メロディ "Melody the Music Pet" クロード・モネ/アントニン・ドヴォルザーク#35 もうスピード!! "Super Fast!!" 中国の切り絵/ジョアキーノ・ロッシーニ#36 おんがくで はなそう "He Speaks Music" アフリカのお面/ベドルジハ・スメタナ#37 ともだちのうた "Annie's Love Song" クナ族のモラ/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト#38 こんにちは チェロ "Hello, Cello" ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ/フランツ・シューベルト#39 カーマインのだいレース "Carmine's Big Race" ポール・ランソン/ジャン・ジョゼフ・ムレ#40 ねむれるファゴット "Sleeping Bassoon" ワシリー・カンディンスキー/フェリックス・メンデルスゾーン#41 ロケットスープ "Rocket Soup" パウル・クレー/アントニン・ドヴォルザーク#42 ことしもやってきた そらのだいレース "The Great Sky Race Rematch" 歌川広重/ジョアキーノ・ロッシーニ#43 アオアシカツオドリのバレエのはっぴょうかい "Blue footed Booby Bird Ballet" イカの石/ピョートル・チャイコフスキー#44 とびらをあけて たからものをみつけよう "The Treasure Behind The Little Red Door" ハワイのキイ像/シャルル・フランソワ・グノー#45 スフィンクスの まほうのパズル "Puzzle of the Sphinx" エジプトの遺跡/ジュゼッペ・ヴェルディ#46 ガンのむれを おいかけよう "Wild Goose Chase"#47 あかずきんロケットのおはなし "Little Red Rocket Hood" アレクセイ・フォン・ヤウレンスキー/ジュゼッペ・ヴェルディ#48 ペンギンさんと アイスクリームをとどけよう "Mr. Penguin's Ice Cream Adventure" ロイ・リキテンシュタイン/フランツ・シューベルト#49 ふしぎな ひみつのたからもの "The Secret Mystery Prize" 葛飾北斎/エドヴァルド・グリーグ#50 メロディといっしょ "Melody and Me" アメリカ先住民のペトログリフ/フェリックス・メンデルスゾーン#51 アニーとまめのき "Annie and the Beanstalk" ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ/ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン#52 ユニコーンのために うたおう "The Song of The Unicorn" 中世のタペストリー/ピョートル・チャイコフスキー#53 クインシーとがっきのきょうりゅうのなかまたち "Quincy and The Instrument Dinosaurs" アンディ・ウォーホール/ベドルジハ・スメタナ #54 おうじさまのネジをまこう "The Wind Up Toy Prince" #55 ロケット いえをつくる! "Build It Rocket" クロード・モネ/エドヴァルド・グリーグ#56 マイクをてにいれよう "Annie, Get Your Microphone"#57 シューベルトのあてっこゲーム "The Great Schubert's Guessing Game" フランク・ロイド・ライト/フランツ・シューベルト#58 ヘンテコくつした サーカスをすくう "Silly Sock Saves the Circus" レオナルド・ダ・ヴィンチ/フランツ・シューベルト#59 みんなでがんばろう! "Go Team!" エドガー・ドガ/ピョートル・チャイコフスキー#60 そらをとぶ がっきのようせい "Flight of the Instrument Fairies" 古代ローマのモザイク画/フェリックス・メンデルスゾーン#61 うちゅうからやってきた おんがくロボット "The Music Robot From Outer Space" アンディ・ウォーホール/ジャン・ジョゼフ・ムレ #62 おやつのじかん "Animal Snack Time" アフリカの壺/ピョートル・チャイコフスキー #63 ちいさなゾウの おおきなパレード "Little Elephant's Big Parade" メンディの模様/エドヴァルド・グリーグ#64 ロケット むしになる "Rocket The Bug" マオリの彫刻/ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル #65 ロケット しょうぼうしゃになる "Fire Truck Rocket" ジャワの影絵芝居の人形/ピョートル・チャイコフスキー#66 みんなにみせよう "Show and Tell" マヤ文明の遺跡/ジョルジュ・ビゼー#67 おんがくのかいじゅう "Music Monsters" パウル・クレー/ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。