兵庫県立三田祥雲館高等学校（ひょうごけんりつ さんだしょううんかんこうとうがっこう）は、兵庫県三田市に所在する公立の高等学校。普通科を持つ兵庫県下の新設の県立高校の中では最も新しい高校である。略称は特になく、「祥雲」「祥雲館」と呼ばれる。学区制にしばられず県内各地から進学できる県立普通科高校であることが特徴で、神戸市内や篠山市からも進学する生徒がいる。キャンパスは、三田市郊外のニュータウン・カルチャータウンに広々とした敷地を持ち、校内には自然の景観を活かした観察用の里山や池を持つ。校門や垣根のないオープン型の設計である。また、平成21年度よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の研究指定を受けている。新しい学びを目指す単位制高等学校として、2002年に開校した。探求など、特色ある授業が特徴である。探求・ゼミなお、ゼミIを選択する前には、論文の書き方などを指導する論文講座が年次共通で行われる。学校生活関西学院大学神戸三田キャンパスの向かいに位置することもあり、授業で協力している。平成25年3月卒の大学進路状況では、国公立大学102名(現役・既卒)、私立大学556名(併願含む)が合格した。主な進路は、国公立大学では大阪大学3名、神戸大学1名、大阪市立大学4名、金沢大学2名、岡山大学8名、兵庫県立大学14名、大阪府立大学3名、広島大学3名、ほか。私立大学では、早稲田大学2名、同志社大学23名、関西学院大学73名、関西大学45名、立命館大学16名、甲南大学49名、明治大学3名、青山学院大学2名ほか。

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