ネロは、は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。架空の有人操縦式ロボット兵器「モビルスーツ」 (MS) の1つ。初出は雑誌企画『ガンダム・センチネル』。地球連邦軍の量産型モビルスーツ (MS) である。λガンダムの上半身とιガンダム(Sガンダム)の下半身を基に作り上げられたアナハイム・エレクトロニクス社製の量産型MS。いわゆる量産型ガンダム、ジムの一種にあたる。ムーバブルフレームを活かしたモジュール構造化の進んだアナハイム・ガンダムの量産機らしく、肩部にムーバブル・フレーム式の多目的ラッチを備えており、肩の外殻ユニットはフレームに接続されている。これによって予備兵装や追加武装(本編では月面降下用デバイスを装着するシーンあり)が携行できるうえ、外殻ユニット自体を外してオプション・バインダーを装備するタイプ(ネロ・トレーナー)に換装することも可能。固定武装のビームサーベルは膝のユニットに収納されており、ここからも本機がいわゆる「量産型Sガンダム」であることをうかがわせる。ネロを改装した偵察型のMS。最大の特徴はEWAC用装備を多数装備した巨大な頭部。頭部と一体化した背面部にはデータポッドが備え付けられており、緊急時にはデータを暗号化して射出できる。防御用の固定武装は持たず、ビームサーベル・ラッチを兼ねた膝のユニットは外され、接続用のフレームが露出している。完全に偵察に特化したMSらしく、コクピットには操縦士と索敵担当の2人乗りとなっている。電子戦装備の多くは、『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場したRMS-119 アイザックと同じ意匠となっている。両肩に標準型ユニットの代わりにオプション・バインダーを備え付けた、ネロの高機動型機体である。バインダーはムーバブルフレームで接続されており、任意の方向に自在に可動することで空間機動性を高めている。一方で機動性を重視した結果、本来の機体バランスは偏っており、操作は難しくなっているものと思われる。「トレーナー」とあるが、RGM-79T (TGM-79) ジム・トレーナーのように複座型シートや教習用の設備を付けているわけではなく、新型高性能のガンダムタイプMSを操る不慣れな新米パイロットを訓練するため、ベテランパイロットがアグレッサー機として操っている本機を、便宜上こう呼んでいるに過ぎない。ネロ・トレーナー同様、肩部にオプション・バインダーを装備した、ネロのバリエーション機体。バインダーはネロ・トレーナーのものと異なり、先端にビーム・カノンを装備しており、攻撃力も向上している。本編未登場だが、大日本絵画のTRPG『ガンダムセンチネルRPG』において、プレイヤーが搭乗できる機体のラインナップに加わっている。デザイン画はネロ・トレーナーの準備稿の流用のため、本体のデザインがネロの決定稿と異なっている。装備のビーム・カノンは「高級機過ぎる」ということで採用されず、現行のネロ・トレーナーになった。
出典:wikipedia
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