付着生物(ふちゃくせいぶつ、英語:sessile organisms)とは、水中の固形物に付着して生活する生物の総称。一般に卵、幼体は水中を移動するものの、着底後はほとんど、もしくは全くその場から移動しない。船舶・堤防・取水施設・排水施設その他の人工物に付着してそれらの性能や機能を減じたり、水産物の養殖の成長を阻害したりするため、有害生物とみなされることも多い。基物上に附着する生物は、付着して全く動かない固着性のもの、穴を掘って潜る穿孔性のもの、それに匍匐性のもの、あるいはそれらの中間的なものなどがある。たとえば巣穴を作ってそれを固定させるが、本体は自由に動ける端脚類のドロクダムシのようなものもある。いずれにせよ、特に海においては様々な生物が基盤上に付着して暮らしており、そのような生物自体も基盤となってその上に生物が附着するという状況が見られる。生物学的な面はもとより、生物の付着が船舶の外殻や給・排水施設の性能に大きな影響を与えることから、工学的な必要性から付着生物の生態へアプローチも行われる。
出典:wikipedia
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