『ジーキル博士の彷魔が刻』(ジーキルはかせのほうまがとき)は、1988年4月8日に東宝より発売されたファミリーコンピュータ用の横スクロールアクションゲーム。「おうまがとき」と読むのは誤りである。日本国外版のタイトルは『Dr. Jekyll and Mr. Hyde』(ドクター・ジーキル・アンド・ミスター・ハイド)となっている。イギリスの作家、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説である『ジーキル博士とハイド氏』(1886年)をモチーフにしたアクションゲーム。主人公のジーキル博士を操作して、幾多の妨害をかわしながら婚約者が待つ教会へたどり着くのが目的。全6ステージ構成。ジーキル博士には体力 ("LIFE") の他にストレスを示す"METER"というゲージがあり、ダメージと共に左へ傾いていく(ストレスの増加)。ゲージが完全に左に傾くとジーキル博士は別人格であるハイド氏に変身してしまう。ジーキル博士およびハイド氏の状態時はそれぞれ状況が異なるため、以下に詳細を示す。ジーキル博士の状態の時は市民や爆弾魔などの妨害を避けながら、街や公園内を右へ進んでいく。ジーキル博士はジャンプの他、手にしたステッキで攻撃することができるが、蜂以外の敵を攻撃すると逆にダメージを受けてしまうため、実質的に攻撃手段は無い。その他、建物のドアの上で上キーを押すと約1秒の間だけ建物の中に入り、攻撃を回避することができる。建物の窓から手を振る貴婦人に会う(窓の下のドアに入る)ことでLIFEの回復とコインを取得できるが、まれにLIFEとコインが減少することがある。LIFEが全て無くなるとゲームオーバーとなる。ハイド氏の状態はジーキル博士の時とは違い左へ強制スクロールとなる。背景の建物が崩壊したグラフィックになり、市民らの代わりに魔物が登場する。ハイド氏はジャンプとパンチの他、上キーを押しながら攻撃することによりサイコウェーブという飛び道具を放つことができる。それらの攻撃で魔物を倒すことによりMETERが右側に傾いていき、完全に右側に傾かせることでジーキル博士に戻ることができる。魔物を倒すとまれにコインを落とすときがある。コインは買い物をするためにあるのではなく、ジーキル博士の時に一部の敵の攻撃を止めさせるのに使用する。LIFEが全て無くなるか、ジーキル博士の時に進んだ距離分までにジーキル博士に戻れないと、頭上に雷が落ちてゲームオーバーとなる。ステージの右端(ハイド氏のときは左端)にたどり着くとステージクリアとなる。最後のステージをジーキル博士、ハイド氏のどちらかの人格でクリアしたかによって結末が変わるマルチエンディングとなっている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。