プレストン・ウィルソン（Preston James Richard Wilson, 1974年7月19日 - ）は、アメリカの元メジャーリーガー。最終所属はセントルイス・カージナルス。アメリカ合衆国サウスカロライナ州出身。レギュラーポジションを奪取する力はあるが、移籍が多く、なかなか安定した実力を発揮する事が出来ない。元メジャーの外野手でメッツの1986年の優勝の原動力となったムーキー・ウィルソンは彼の継父（血縁上はおじ）にあたる。1992年9月9日に契約を結び、プロ入り。プロ入り当初は三塁手であったが、1995年から外野手へ転向。1998年5月7日に、メジャーリーグデビューを果たす。1998年5月22日に、マイク・ピアッツァとのトレードで、エド・ヤーナルおよびジェフ・ゴーツと共に、フロリダ・マーリンズへ移籍。1999年に、前年、主に中堅手を務めたトッド・ダンウッディから、ポジションを奪取。2002年11月16日に、マイク・ハンプトンおよびフアン・ピエール、金銭とのトレードで、他3選手と共にコロラド・ロッキーズへ移籍(他3選手は、パブロ・オズーナ、チャールズ・ジョンソン、ヴィク・ダレンスボーグ)。2005年7月13日に、ザック・デイおよびJ.J.デービスとのトレードで、金銭と共にワシントン・ナショナルズへ移籍。2006年1月3日に、ヒューストン・アストロズへ移籍。同年8月15日に解雇される。同年8月18日に、セントルイス・カージナルスへ移籍。2007年1月29日に、再契約を結ぶ。2009年2月14日、MLBからの引退を発表。その後、独立リーグ（アトランティック・リーグ）のロングアイランド・ダックスと契約。2009年のシーズンは、そこでプレーした。

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