テトラパック (Tetra Pak) は、食品用紙容器の開発・製造を主たる業務とする国際企業。創業の地であるスウェーデンのルンドに本社を置く。創業者はルーベン・ラウジング。「テトラパック」及び「Tetra Pak」は登録商標である。同社が開発した正四面体型紙容器(三角パック)の商品名でもあった(三角パックの商品名は、現在は「テトラ・クラシック」である)。創業当時は、同社が開発し製造していた正四面体型紙容器(三角パック)の名称でもあったが、現在はそれは「テトラ・クラシック (TC)」容器と言う。現在はブリックタイプ(レンガ型、商品名「テトラ・ブリック (TB)」)、ゲーブルトップタイプ(屋根型、商品名「テトラ・レックス (TR)」)の容器包装も手がける。飲料用紙容器の充填包装システムの世界最大企業となっている。また、同社の主力商品となっている「テトラ・ブリック・アセプティック」容器は、内容物を常温で長期保存が可能な製品である。主に日本国外向けに、豆腐などもこの容器で包装され、販売されている。「テトラ・クラシック」容器(いわゆる三角パック)はテトラパック社が1952年に販売を開始した飲料用紙容器である。その三角形の形状は、ピラミッド型(四角錐)と誤解されることも多いが、実際には正四面体(三角錐)であり、名称の"Tetra"も「4」という意味である。テトラ・クラシックは単位容積あたりの包装材が(廃棄分や糊代を計算に入れれば)一番少なくて済む、一枚の長い紙があれば容器を製造出来るという利点があるが、輸送には六角形の専用ケースが必要となる欠点もあった。他の容器包装形態との競合の結果、四面体型のテトラ・クラシック容器のシェアは減少している。テトラパック社は、輸送効率や店舗での陳列効率の観点からブリックタイプ(レンガ型)の製品が主力商品となったため、創業当時「テトラパック」と称していた四面体型容器(三角パック)については、商品名を「テトラ・クラシック」と改め、区別している。日本テトラパックでは国内販売を2004年6月から休止していたが、2014年7月に10年ぶりに販売を再開した。
出典:wikipedia
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