ミッドガル(Midgar)とはスクウェア(現、スクウェア・エニックス)より発売されたコンピュータRPG『ファイナルファンタジーVII』やその続編・外伝的作品に登場する架空の都市である。スクウェア・エニックスの直良有祐が、ピザから着想を得て都市の外観を構想した。名称は、北欧神話に登場する地名、ミズガルズ(古ノルド語:Miðgarðr)の英語表記である、ミッドガルド(Midgard)に由来する。また、日本語版の声優は、「ミ」にアクセントを置いて発音する。政府をも動かす大企業、神羅カンパニーの本拠地であり、『FFVII』での世界第一の商業都市である。同社の行う都市開発により発展してきた。以来、企業城下町となる。貧富の格差が激しく、多くのスラム街が形成されている。スラム街住民の台詞では、ミッドガルとは後述する「プレート都市」のみを指すかのような発言があるが、スラム街も含めてミッドガルと呼称する場合もあるので、スラム街もミッドガルに含める。周辺はミッドガルエリアに属する。中央にそびえ立つ神羅カンパニーの本社ビル(神羅ビル)と、柱に支えられた8枚のプレートからなる。8枚のプレートにより大きな円盤を構成していて、俯瞰するとピザの様に見える。また、街の周囲には8つの発電施設「魔晄炉」を設置している。プレート上は市街地であり、「プレート都市」と呼ばれる高級住宅街になっている。プレート下はスラム街である。プレート上層とプレート下層は列車を使って往来ができる。地下にはディープグラウンドがあり、『人がどこまで強い兵士になれるか』を研究している。なお、これは神羅上層部の一部の人間以外には、存在すら知らされてはいない。区画には正式な名称が存在するが、市民の記憶から失われているため、番号で呼ばれている。数字は大字、漢数字で表されることがある。この節では漢数字に統一した。上層部のプレートとその上に存在する都市については基本的に作中では話に挙がらないが、後述する地上のスラム街に比べると生活の質は大きく異なる。スラム街の土地は非常にやせており、ごく一部の例外を除いて草があまり生えていない。また、スラム街も8つに分けられており、各地区に一本ずつ立っている上層のプレートを支える柱はスラム街に住む貧しい人たちに対する圧力的要素にもなっている。スラム街の人々が反逆するなら、柱を壊してプレートを落とすことで殲滅することができる。プレジデント神羅により作られた、零番魔晄炉を中心としたジオフロント。メテオ災害の際もほぼ無傷で残る。神羅カンパニー内でもその存在は極秘とされ、ディープグラウンド外部の人間の中で詳細を知るのはプレジデント以外ではハイデッカー、スカーレット、宝条くらいである。本来はソルジャーのための医療施設であったが、ジェノバ・プロジェクトGの実験で1stソルジャー・ジェネシスが誕生した事により方向性が捻じ曲げられ、人はどこまで強くなれるかを試す超法規的実験機関へと豹変した。市長の権限はないに等しく、実質的には神羅カンパニーが市政を行っている。議会の有無は特に明かされていないが、神羅カンパニーの社長を含めた各部門総括による神羅役員会がミッドガルの意思決定を左右する。スラム街とプレート都市を繋いだ鉄道がある。プレート支柱の周りを螺旋(らせん)状に沿い、トンネル(螺旋トンネル)内をレールが走っている。列車路線の中心部では、乗客のIDを検知するシステムがある。これは列車自体を検知するシステムであり、神羅カンパニーのホストコンピューターと連動している。ID検知エリアは暗がりになるため、痴漢による被害が多発しているという。なお、メテオ襲来の騒動でミッドガルが崩壊した際は、市民はこの線路を歩いてミッドガルを脱出している。神羅カンパニーが支配的・独占的に業務を行っている。上下水道事業は公的機関ではなく神羅カンパニーが行う。発電では、神羅カンパニーの魔晄炉が世界最大数の8基、地下に1基存在している。スラム街のウォールマーケットには風俗店である蜜蜂の館の2号店がある。1号店の所在地は明らかになっていない。教育機関は特に明らかにされていない。括弧内は主な登場作品(キャラクター名を示す性別表記は除く)
出典:wikipedia
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