瓢山駅(ひょうたんやまえき)は、大阪府東大阪市昭和町にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。駅番号はA13。当駅から石切駅までの区間は、最大35.7パーミルの上り勾配が連続している。当駅の正式な表記は「瓢山」であるが、駅構内の広告看板やバス停・駅前商店街では略字の「瓢箪山」も使用されている。僅かながら当駅始発・終着列車が存在している。通過線2線の両側に相対式2面2線のホームを持つ待避可能な地上駅で橋上駅舎を有する。ホーム有効長は6両で、ホームの出入口は奈良寄りに設けられている。改札口は1ヶ所のみ。なお自動改札機は東芝製が設置されている。赤い自動改札機(EG-2000)は出場時2枚一括処理、PiTaPa・ICOCAに対応する。定期券・特急券は自動発売機と駅窓口で購入が可能。ただし、駅窓口の営業時間は(定期券・特急券ともに7-9時と19-20時)となっている。2・3番線はホームのない通過線(通過列車が使用)のため、ホームとしては欠番。これらの通過線が主本線となるため、停車列車が入線する1番線と4番線は副本線となる。近年における当駅乗降人員は以下の通り。現在、若江岩田 - 石切間の駅では最も利用客が多いにもかかわらず、準急以上の種別は停車しない。これはホーム長の問題によるものが大きい。近年における1日平均乗車人員は以下の通り。駅前のアーケード商店街は国道170号線旧道となっている。国道がアーケードとなっているのは全国でもここと長崎県長崎市の国道324号線(浜町(はまのまち)アーケード)の2ヵ所だけである。なお、国道170号バイパス(大阪外環状線)は当駅から約300メートル西方を通っている。駅南側のバス発着場から近鉄バスが出ている。バスは経法大線を除き、発車順に並んでいる。バスターミナルの脇は御神田川が流れており、バスは切り返しを行なって出てゆく。川をはさんで1台分ずつの幅しかないため。昭和40年代半ばまでは駅前北側にバスターミナルがあり、バスは駅前商店街の中を通り抜けていたが、安全上の問題及びバスの運行ルートの変更に伴い現在の位置に変更となった。北口が比較的に広いのはバスターミナルスペースの名残である。旧・枚岡市の中心街にある駅である。駅の東側に大規模なアーケード商店街があり、バスも多く発着するが、準急以上の種別は通過する。大阪中心部に客を取られることを恐れた地元商店街が準急停車に反対したためだと言われているが、近鉄側や東大阪市の資料によると、瓢箪山駅は準急停車に必要なホームの長さ(8両分:約160-180m)が確保できないためとしている。ホーム延長は東側は踏切、西側は4番線から伸びる引上線があり、ホームは延長できない様相となっている。しかしホーム延長分の土地が十分あった隣の東花園を準急停車駅とし、また準急と普通の間の優等種別として区間準急を新たに設け、それを瓢箪山に停車させることとなったため、準急に代わって区間準急が運転される日中時間帯に限り(後に深夜時間帯も)事実上準急停車駅に準じる位置づけとなっている。昭和50年代初期、阪神電車の乗り入れに伴い駅舎を国道170号沿いに移設する計画があり、準急も停車する予定であった。その集客を見越して建設されたのがスーパー長崎屋(現・関西スーパー)であり駅出入り口も長崎屋前に予定されていた。阪神電鉄が土地買収に難航し長らく計画が進捗しなかった間に現在の駅舎の形になった。
出典:wikipedia
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