『バルダーズ・ゲート』 (Baldur's Gate) シリーズは、『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』第2版をベースにしたコンピュータRPG。カナダのゲーム制作会社BioWareが開発、Interplay Entertainmentより販売。日本語版はセガ(後のセガゲームス)から販売された。テーブルトークRPG『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』の第2版ルールをほぼ忠実に再現したRPG。ただし、コンピュータRPGとしてバランスを取るためにアレンジが加えられている箇所もある。最大6人のパーティ制で、基本的にはプレイヤーキャラクターは主人公のみ作成し、残りのメンバーはゲーム内でノンプレイヤーキャラクターを仲間に加えることになる。6人全員をプレイヤーが作成することも可能。舞台はフォーゴトン・レルムで、タイトルの「バルダーズ・ゲート」はソードコーストに存在する都市の名前。また、ゲーム機向けとしてアクションロールプレイングゲームの「ダークアライアンス」シリーズも発売されている。1998年に発売された第1作。経験点の上限は89,000で、低レベルから中レベルにかけての冒険となる。1999年に発売された『バルダーズ・ゲート』の拡張シナリオ。デューラッグの塔などのダンジョンが追加されるほか、経験点の上限が161,000に引き上げられるなどの変更が加えられている。『バルダーズ・ゲート完全版』としてバルダーズ・ゲート本体とのセットも販売された。2000年に発売されたシリーズの続編。前作からキャラクターを引き継ぐこともできる。AD&D第2版のキットの概念が取り入れられているほか、D&D第3版からはモンク、ソーサラー、バーバリアンが追加された。経験点の上限は2,950,000(レベルは20前後)となり、前作よりも高レベルの冒険を楽しむことができる。2001年に発売されたシリーズ完結編。経験点の上限は8,000,000となり、最大40レベルまでキャラクターを成長させることができる。『バルダーズ・ゲート2完全版』として「シャドウ オブ アムン」と「スロウン オブ バール」のセットも販売された。2012年3月15日、公式サイトにて、Baldur's GateとBaldur's Gate II: Shadows of Amnのリメイク作品の制作が発表された。制作チームには、オリジナル版の開発メンバーも含まれている。対応機種はWindows、Mac OS X、iPad、Android。バルダーズ・ゲート:エンハンスド・エディション(以下、BG:EE)は『バルダーズ・ゲート完全版』をベースに、新キャラクターや新ダンジョンの追加、高精細度表示への対応など400項目以上もの改善が施されている。4Gamer.netの記事によると、発売は2012年夏予定とのことであったが、若干の延期を経て2012年11月28日、公式サイトにおいてBG:EEのWindows版の配信が開始され、多機種版も順次リリース、Steamでの配信も開始された。翻訳は公式ページでの呼びかけに応じた各国の有志のボランティアによって行われ、リリースに間に合わなかった分もパッチによって配信される予定で、日本からも有志による翻訳が早期に提出されていた。しかし2013年6月、販売パートナーのATARIとの契約問題によりこれが解決するまでは新規パッチの開発もリリースもできないという声明が開発を担当したBeamdog/Overhaulの代表のTrentOsterより出され、ATARIの要求によってBG:EEは複数の配信ストアからも撤去される事態となったが、2013年8月16日に法的問題は解決し開発が再開された旨が発表され、11月上旬についに日本語化を含むパッチがリリースされた。そして直後の11月16日には続編、Baldur's Gate II: Enhanced Editionも販売が開始された。同じフォーゴトン・レルムを舞台にした『アイスウィンド・デイル』や、アウタープレーンを舞台にした『プレーンスケープ トーメント』でも本シリーズ同様Infinityエンジンが使われており、画面構成やシステムが類似している。そのため、ほぼ同じ感覚でプレイすることができる。
出典:wikipedia
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