慶山市（キョンサンし）は、大韓民国慶尚北道の南部にある都市である。市庁間距離で大邱広域市より東南東へ14km。市の西部は大邱広域市と境界線を接しており、同市のベッドタウンであると同時に、嶺南大学校、大邱大学校、慶一大学校、大邱カトリック大学校、大邱韓医大学校など10を超える大学のキャンパスがある学園都市である。人口は2012年2月現在で約25万人。2011年2月からは微減。外国人人口比率は2.5%。また、市内に韓国造幣公社の貨幣本部があり、ウォンの生産地ともなっている。市域の西部を京釜線が、北部を大邱線が通る。なお京釜高速線が市の中央を横切るが、市内に駅はない。京釜線の慶山駅は、KTXは全列車通過となるが、セマウル号の約半数及びほとんどのムグンファ号が停車する。東大邱駅からの所要時間は10分、釜山駅へは約1時間15分。大邱線の河陽駅も、セマウル号の約半数及び全てのムグンファ号が停車する。東大邱駅からの所要時間は約18分、慶州駅へは約50分。大邱都市鉄道公社2号線は2012年9月19日、大邱広域市寿城区の沙月駅から嶺南大駅まで延伸開業した。なお従来の終点であった沙月駅も市域から300mの距離にあるため、利用が可能。

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