第17回ユーロビジョン・ソング・コンテスト(英語表記:Eurovision Song Contest 1972)は、1972年3月25日(土曜日)にスコットランドの首都エディンバラのアッシャー・ホールで行われた。製作:BBC 英国放送協会。プレゼンター 女優のモイラ・シアラーは英語とフランス語を使用。音楽監督はマルコム・ロッキャー(Malcolm Lockyer)だが、イギリス代表の演目の指揮は デヴィッド·マッケイ(David Mackay)が務め、 フランスのフランク・プゥルセルは14回目となった。放送時間:1時間45分。前年優勝国が開催するという決まりだが、モナコは史上唯一の機会を逃すことになった。当初、は、開催に意欲を燃やしていた。しかし、同局にはキー局としての設備が無く、資金も不足していたため、ORTFフランス国営放送に援助を仰いでいた。が、その話し合いが不調に終わってしまったため、開催を断念せざるを得なくなった。EBU 欧州放送連合では、2位のスペインや3位のドイツに代理開催を求めたものの辞退されたため、4位のBBCが浮上したのだった。イギリスでの開催は通算4回目だが、イングランド以外での開催はこの回が唯一。18ヶ国となった。会場左手壁面に、演目が拡大投影された。これが大会史上初のビッグ・ビジョンの使用となった。前年からの方式に変更はなし。審査員は2名(一人は16-25歳の間の若者、今一人は26-55歳の間の大人)。各審査員は、演目を鑑賞し、全曲に五段階評価の採点。すぐに集計に回されるというもの。但し、審査員は会場内ではなく、1km離れたエディンバラ城大ホールで中継を見た。優勝は、ルクセンブルグ代表ヴィッキーの「想い出に生きる」。 作詞のイヴ・ドスカ()は、前年優勝曲の「明日に夢見て」の作者でもあり、2年連続で優勝曲を書いた初めてのライターとなった。 同曲は多言語(英語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ギリシャ語、日本語)で録音され、フランス()、スイス(シュヴァイツァー・ヒットパラーデ)、ベルギー(&ウルトラトップ50)、オランダ(ネーダラントス・トップ40&メハカフツ)、南アフリカ(Springbok Radio)で1位、全英シングルチャート2位,北欧各国でトップ10入りした他、マレーシアでも8位を記録。 全世界で600万枚を売り上げるユーロビジョン史上の大ヒット作の一つとなった。各曲の歌詞については以下を参照のことDiggiloo Thrush英語版・フランス語版
出典:wikipedia
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