フェスティバル/トーキョー(略称:F/T)は、東京都内で開催される演劇祭。『東京国際演劇祭'88池袋』を起点とし、1995年に東京国際舞台芸術フェスティバル、2002年に東京国際芸術祭と、複数回の名称変更を経て、2009年に現在の形態となっている。「日本最大の国際舞台芸術フェスティバル」とアピールしているフェスティバル/トーキョーでは、主催作品、公募プログラム、参加作品のジャンルがあり、シンポジウムなども合わせて実施されている。また、「脱舞台」のテーマも提示し、劇場の舞台にて公演されるという従来の演劇の枠組みには囚われない、特殊な演劇も守備範囲となっている。 担当者の相馬千秋によると、フェスティバルの継続的実施に対して、助成金の確保は流動的で苦労も多く、例えば、助成金の申請が却下されたため他の助成金の枠組みに改めて申請し直したことや、本来は3年毎に1度しか支給対象とはならない文化庁の助成金を確保するためにフェスティバルの名称変更を行うなどの工夫を施している。東京都は、東京オリンピック招致活動に伴う文化予算の付与を行い、その際に「東京文化発信プロジェクト」の枠組みが作られ、招致活動以降も恒常的に予算が付与される仕組みが作られた。フェスティバル/トーキョーでは、その仕組みにより東京都からは、恒常的な予算確保を行えるようになった。特定非営利活動法人アートネットワーク・ジャパンは、日本のNPO法人。フェスティバルでは各回ごとに実行委員会が結成され、そこで任命された事務局長が事務局を組織・運営してきた。フェスティバルの安定的な運営のため、2000年3月東京都に「特定非営利活動法人アートネットワーク・ジャパン」として、NPO法人の認証を取得し、『東京国際舞台芸術フェスティバル2000』以降は、アートネットワーク・ジャパンの主催となった。ただし、『フェスティバル/トーキョー09春』より、各回ごとに実行委員会が結成される方式に戻り、アートネットワーク・ジャパンは事務局機能を担うこととなった。フェスティバル/トーキョーの実行委員会は、アートネットワーク・ジャパンのほか、東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団、豊島区、公益財団法人としま未来文化財団によって構成されている。ちなみに、アートネットワーク・ジャパンは、フェスティバルの運営以外にも、にしすがも創造舎の運営や、川崎市アートセンターの管理業務の受託なども行っている。
出典:wikipedia
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