ayuca(アユカ)は、岐阜乗合自動車(岐阜バス)で2006年12月1日に導入された非接触型ICカード乗車券である。2007年3月16日からは定期券機能が追加されたayuca定期券(アユカていきけん)が発売された(詳細は#歴史を参照)。岐阜市が国土交通省・警察庁により指定されたオムニバスタウン事業の一環として、バス利用者の利便性を向上させる目的で導入された。東海3県(愛知・岐阜・三重)の交通系独自のICカードシステムの導入は東海旅客鉄道(JR東海)のTOICAに次いで2例目で、バス会社としては東海3県で初めてである。長良川の清流をイメージしたデザインで、一般公募したもの。右下に3匹のアユが泳ぎ、左上に「ayuca」のロゴがある。SF(ストアードフェア)機能のみの「ayuca」と、定期券機能が付加された「ayuca定期券」に大別される。それぞれ乗車対象者に応じて種類が異なる。また、岐阜市に居住する70歳以上の高齢者を対象者とした「岐阜市高齢者おでかけバスカード」も存在する(交付申請必要。運賃は終日2割引)。"従来の磁気式バスカードについては「岐阜乗合自動車#プリペイドカード」を参照"バス乗車の利用金額に応じてポイントが貯まる。貯まったポイントを還元することにより、カード残額(利用可能額)に加算される。カードの種類・利用日・時間帯により、乗車1回ごとの利用金額に対して次表の割合でポイントが付与される。ポイントの還元は、次にチャージするときに自動的に行われる。100ポイント単位で還元され、100ポイント未満の端数は繰り越される。乗車1回ごとの利用金額に対するポイントは「基本ポイント」となり、これに暦月1ヶ月間の累計利用金額に対する「ボーナスポイント」が加わる。ポイントの還元は、基本ポイント・ボーナスポイントとも、翌月以降初めて降車するときに自動的に行われる。10ポイント単位で還元され、10ポイント未満の端数は繰り越される。カード残額が少ない時は使用前に、バス車内、営業所・案内所などの取扱窓口または岐阜市役所・大学病院などにある自動入金機でチャージ(入金)しておく。カードには1,000円単位で最高20,000円までチャージできる。以下を除く岐阜バスグループ全路線で利用可能。2013年3月23日より交通系ICカードの全国相互利用が開始されたが、ayucaについては運営している岐阜バスがシステムの違いや利用者からの強い要望がなかったことから、TOICAやmanacaなどとの片利用扱いも含めて、相互利用を見合わせている。このため、ayuca以外の交通系ICカードは使用不可の状態となっている。2011年10月1日から、名鉄協商のカーシェアリング「カリテコ」の会員カードしての利用が可能になった。また、同日より提携店舗でayucaを提示すると割引・粗品進呈などの特典を受けられるサービスが開始されたが、電子マネーとしての利用はできない。
出典:wikipedia
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