LINEスタンプ制作代行サービス・LINEスタンプの作り方!

お電話でのお問い合わせ:03-6869-8600

stampfactory大百科事典

ジン (ガンダムシリーズ)

ジン(JINN)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器の一つ。メカニックデザインは大河原邦男であり、『機動戦士ガンダム』に登場するザクII等のジオン公国軍系MSに似た単眼(モノアイ)式の頭部メインカメラを持ち、後頭部のトサカ型アンテナやバックパックの羽型スラスターといった独自の特徴も併せ持つ。これらの特徴は、作中に登場するザフト系MSの多くに見られる。本項では、関連作品に登場する派生機についても解説する。「プラント」の軍事組織「ザフト」の主力量産型モビルスーツ(MS)。物語冒頭から多数の機体が登場し、続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』でもザクウォーリアなどの新型機と共に配備されている。ザフトの初代制式主力機にして世界初の汎用量産型MSで、YMF-01Bプロトジンの正式量産型である。C.E.67年にプロトジンがロールアウトした後、マイウス市内に極秘建設された工場(既存の民需工場を改修した施設と言われる)にて増産が開始された。機体設計を担当したのはアシモフ設計局、ハインライン設計局の2通りの説が存在するが、複数局の合同設計とする資料も存在し、真相は判然としない。型式番号は "Zero Gravity Maneuver Fighter" を略したもので「無重力下用機動戦闘機」を意味する。遺伝子操作による高い身体能力を生まれ持つコーディネイターがさらなる訓練を積んではじめて可能となるモビルスーツ・オペレーション・システムによる機体制御(操縦方式)、トサカ状の多機能センサーアレイや単眼(モノアイ)カメラ、翼の様な背部スラスターなどが特徴。様々な兵装の保持と繊細な作業をこなすマニピュレーター、地形を問わぬ高い踏破性を備える両脚を併せ持ち、人型機動兵器ならではの汎用性を体現している。腰部背面には重突撃機銃をマウント可能なラッチを備え、同両側面には重斬刀など、脚部外側にはM68パルデュス誘導弾に用いるハードポイントも有している。ジンが人型を成したことで携行する兵器も同じように進展し、人間が使っていた物をMSサイズにスケールアップさせた実剣や実銃などのラインアップとなった。その背景にはビーム兵器の小型化技術が世界で見てさほど進んでいなかったことが挙げられるが、その一方でニュートロンジャマーの影響で誕生したMSの宿命といえる有限バッテリー電力では、消費量が激しくても自家発電で供給を続けられる戦艦などと同じ考えのエネルギー兵器では、たとえ破壊力はあっても「戦場でバッテリー切れを起こし停止する」という文字通り致命的な状況を早めることに繋がり、戦果以前に自身の生死にかかわるデメリットも大きなウェイトを占めていたのである。しかし、敵対勢力もMSを常用するようになってくると、最大の利点だったスタンドアローン性ゆえに特別なプロテクトを持たせなかった普遍的(原始的)構造の剣や銃を奪われ、逆に使われてしまうという弱点も見られるようになっていった。一方、内蔵・固定火器の類を一切有していないため、四肢損傷で攻撃手段を失ったり、撤退不可能な状況に陥った時は、最後の武器として自爆装置を用いることもある。装甲の強度や優位性については、はっきりした材質が明かされていないため不詳な点が多く、ビーム兵器を標準装備するモビルスーツなどと対決する不利な頃は除いて、以下のような表現の差異が見られた。大西洋連邦が開発したGAT-Xシリーズやオーブ連合首長国が開発したM1アストレイなど、勢力を問わず後に開発されるあらゆるMSの基礎となったC.E.世界の代名詞的な機体であり、砂漠仕様(ジンオーカー)や水中戦仕様(ジンワスプ)などの派生機や、ミゲル・アイマンなど個人専用に改修されたパーソナルカスタム機が多数存在している。一方、ジャンク屋ギルドの合法的な権利だけでなく、宇宙海賊による非合法な手段によっても相当数が流出しており、外伝やメディアミックス作品には非正規軍仕様のジンが多数登場している。なお、「機動戦士ガンダムSEED MSV開発系譜(ZAFT編)」では、本記事で述べるジンおよびそのバリエーション機の多くを「ジン目」という呼称で分類している(例外あり)。目次へ移動目次へ移動目次へ移動その機動性と汎用性から、C.E.70年当時の地球連合軍の主力MAメビウスとの戦力比は1:3(当初の設定では1:5であったが、後に現在の設定に改められた)とされ、物量で圧倒的に劣るプラントと地球連合軍との戦局を対等までに持ち込んだのはMSの存在が大きいとされる。実際、劇中でもメビウスやミストラルを相手に圧倒的な戦い振りを見せている。大戦中期に物理的な衝撃をほぼ無効化するフェイズシフト装甲を採用したG兵器が登場し、程無くしてMSを一撃で撃破可能なビーム兵装を標準装備したストライクダガーが大量投入され始めた事でミリタリーバランスは一変して逆転。対抗すべく大戦末期にビーム兵装を中心としたゲイツが新主力機として開発されたため急速に旧式化が進んでいったが、ミーティア改が製造された一時期にはPS装甲を外付けで組み合わせたり、ビーム兵器を持たせるなどの延命策が実行され、最新鋭機に匹敵する戦略兵器へと急変した機体も存在したが、制式な量産ないし計画には至らなかった。続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』においては、ブルーコスモス系ゲリラ「聖なる大地」の掃討に出動している。しかし、ゲイツRのみならずザクウォーリアなど次世代モデルの普及が加速度的に進んでいた状況に押され、ザフト地上基地で物資の運搬作業に用いられる姿が度々見られたり、総力戦や大隊の中で散見する程度となっていき物語後半では姿を消していった。目次へ移動する『SEED Re:』に登場。ザフトのラウ・ル・クルーゼが搭乗するカスタムジン。アニメ本篇を主とする正史とは異なりシグーを受領していないままクルーゼ隊結成に至っている設定になっており、オペレーション・ウロボロス当時からの愛機で全身の白い塗装、左胸部にペイントされた戦艦とモビルアーマーの撃墜数マーク、左肩部のザフトロゴなどが特徴。武装は通常通り。この戦闘ではムウ・ラ・フラガ駆るメビウスゼロと五分五分の損傷を負ったが、直後にニュートロンジャマーの大気圏突入が始まったことで作戦目的が達せられたためそのまま決着となった。G奪取作戦では右腕に無反動砲、左腕に重突撃機銃を持ち、左腰に重斬刀×1をマウント、背部スラスターの表面に独自のオプション(ブースターかバッテリー)が増設された姿で運用されるも、アニメ版とほぼ同じ展開でメビウスゼロとの交戦を経てストライクからのアグニに被弾し右腕を失った後、オプションをパージして撤退した。目次へ移動『SEED』第3期エンディング(第40 - 最終話)、HDリマスター第1期オープニング&第2期エンディング、ときた洸一『SEED ASTRAY』第3巻、ジオラマストーリー『ASTRAY B』、『SEED MSV』アニメMV版、石口十『SEED Re:』第1巻などに登場。ザフトのクルーゼ隊に所属するミゲル・アイマンが搭乗するカスタムジン。ミゲルが憧れている先輩のハイネ・ヴェステンフルスにあやかったオレンジ色に塗色され、ミゲル自身の有志で結成された専属チーム「DEFRÖCK」(現実の現インディーズレーベルをモチーフにしたセルフコラボ)の手で性能も強化されており、外見からは分からないがノーマル機と比較して20パーセントのスペック向上を達成している。右肩部には髑髏と骨のパーソナルマーク、左肩部と左脚部には前述のチーム名をDEFRÖCK、DF+の表記でそれぞれペイントしてある。さらに関連ゲームではパーソナルマーク入りのシールドを装備していることも多い。叢雲劾の搭乗するガイズジンとの交戦で中破したことでアニメ第1話では通常仕様のジンに搭乗することになったため、修理を含めその後の扱いがどうなったのかは不詳のまま終わった。石口十の漫画版ではG奪取作戦に本機で出撃し、ストライクとの初戦で敗れて喪失した後はジンアサルトに乗り換える。関連ゲームの『スーパーロボット大戦W』ではミゲルの乗機として通されており、特火重粒子砲も持ち、ゲスト参戦ながら1ステージだけ自軍機として使用できる。なお、本機が正式にメディア発表される前には、ミゲル役を演じた西川貴教が考案した「ジン テスト機カラー」という同色機体のプラモデルがガンプラの応募者全員プレゼントに採用された。目次へ移動『SEED ASTRAY』に登場する傭兵部隊サーペントテールのイライジャ・キールが搭乗するジンのカスタム機。機体のカラーリングが青色に塗装され、頭部のトサカがバスターソードに変更されている以外、ノーマルのジンと性能差は無い。バスターソードを使用する際は頭部が180度回転する。L4にあるスペースコロニー・リティリアの宙域で、脱走兵となったヴェイアの搭乗するヴェイア専用ジンとの交戦において中破した。後に搭乗者を失ったヴェイア専用ジンのパーツを使用してイライジャ専用ジン改に改修された。ヴェイア専用ジンは赤く塗装されており、イライジャ専用ジン改も部分部分が赤くなっている。また、ヴェイア機はカスタム機であり、そのパーツを改修に使ったイライジャ機も若干だが、性能がアップされている。『DESTINY ASTRAY』ではカイト・マディガンの攻撃から叢雲劾を救うためにカイトの攻撃の矢面に立ってしまい、修復不可能な程に大破してしまう。その後、イライジャはカイトからジンを壊したお詫びとしてザクファントムを譲り受け、それ以降は搭乗機としていた。目次へ移動ザフトの英雄グゥド・ヴェイア専用にカスタマイズされた機体。両肩に左右非対称の装甲が追加され、基本性能もジンとしては極限まで高められており、ジン系列で考えられる限り最高クラスである。イライジャの専用ジンとの死闘の末イライジャの捨て身の攻撃で大破、その後ガイに止めを刺された。破壊された機体のパーツの一部は同じく損傷したイライジャ機に移植された。本来の設定では機体色以外にノーマル機との外見上の差異は無かったが、小説の挿絵を担当する緒方剛志が描いた絵が前述のような外見であり、『ASTRAY B』において挿絵を参考に模型化したことから、設定変更された(文章も単行本化の際に修正)。なお全身が赤いため、シャア専用機を意識した千葉智宏がサンライズに色の使用許可を交渉している。結果は許可が下りたために全身赤い色となった。目次へ移動傭兵部隊サーペントテールのリーダー叢雲劾が、ザフトの補給基地の破壊任務を行った際に使用したジンの改造機。ブルーフレームを入手する以前の劾は専用機を持たず、任務ごとに必要に応じて機体を調達しており、この機体もまた依頼人に調達させた使い捨ての物である。母艦を危険に晒さず単独で任務を行うために、スラスターや、機体の全長ほどもある燃料満載のプロペラントタンクを追加しており、装甲に意図的に穴を穿ち軽量化する等、機動力、航続距離を重視した改造が加えられている反面、防御力は著しく低い。M68キャットゥス無反動砲、アーマーシュナイダー、発光弾などを装備するが、これらは対MS戦の格闘用ではなく、あくまでも基地攻撃ないし離脱用に使われるもの。ちなみに、外伝小説「SEED ASTRAY 第2巻 『MISSION 08 本物の傭兵』」には、基本的な外見は同一ながら、アーマーシュナイダーのみを装備し、胸部中央のサーペントテール・マークや、軽量化で空けられた穴の形状などに差異が見られる別タイプのガイズジンが登場している。『スーパーロボット大戦W』では劾の初登場機体であり、彼が自軍参加する際に一緒に入手することが出来る。目次へ移動廃コロニー「グレイブヤード」に住む技術者集団の末裔、蘊・奥(ウン・ノウ)老人が侵入者を撃退する際に使用する機体。世界樹攻防戦の時に廃棄されたジンを修理した物で、パーツ不足から損傷した肩アーマーやスラスターカバーなどに応急補修が施されている。蘊・奥自身は凄腕の剣客でもあり、武装もそれに合わせてガーベラストレート(菊一文字)、タイガーピアス(虎徹)の大小2振りのMS用日本刀を装備している。ナチュラルの彼はコーディネイター用MSであるジンの操縦はほとんど出来ず、刀を振り下ろすなど単純動作のみで戦っていた。しかしながら、その技量をもって新型機のゲイツ部隊を圧倒した。目次へ移動『SEED ASTRAY』に登場する、ジンを作業用MSに改造した機体。背部スラスターは推力よりも小回りに重点を置いたものに換装され、メインカメラの有視界が多少広げられている。他にもセンサー、両肩、腰部前面、左腕マニピュレーターなど、機体各所に大規模作業に適した改良が加えられている。尚、この機体はジャンク屋組合がジャンクパーツから組み上げたジンを改造したものであり、プラントで正規に量産されている機体ではない。『DESTINY ASTRAY R』においては核動力を搭載した機体が登場している。これは、ニュートロンジャマーのない宇宙辺境で運用するための機体で、通常バッテリー駆動機へ電力供給機として用いる事も出来る。作業の他にジャンク屋組合の宇宙ステーションの警備などに使用されているが、ジャンク屋組合は自衛目的以外での戦闘行為を許されておらず、戦闘を行う事はほとんど無い。やむを得ず戦う場合は、重突撃機銃や手持ち用に改造したメビウスのリニアガンなどを使用する。目次へ移動『ASTRAY R』に登場するエリサ・アサーニャの専用機。カラーは赤茶色で水色のラインが入る。ジンの原型を残すのは頭部のみで、脚部をスラスター化させ強力な推進力を生かした高い機動性による一撃離脱戦法に特化させている。武装はMMI-M8A3 76mm重突撃機銃のほか、オリジナルとして "El amor y poesia" の文字が彫られたジャベリンを持ち、"pasiôn" と彫られたフィンガーガード&セレーション(鋸刃)付きのナイフをシース(鞘)に納めて腰部背面にマウントしている。目次へ移動『ASTRAY R』に登場するオタークの専用機。カラーはカーキ(砂色)。エリサ機と同じくジンの面影は頭部のみで、MSというよりただの重機を連想させる鈍重な外見であり、バッテリーの電力消費効率も悪い。武装はオリジナルのハンドガンと多数装備する大型ミサイルなどで、火力が高く援護射撃に特化させている。目次へ移動『ASTRAY R』第3巻に収録されている番外エピソードに登場する宇宙海賊・アンスタンの専用機。カラーは青。専用の角飾りと胸部にスパイク状の突起を配すなど威圧感のある装飾を施し、左腕がクロー付きアンカーになっている。また、腰部背面にはオリジナルの特殊警棒、フォールディングナイフ、揉錐(もみきり)などをVの字型にマウントし、両脚部外側には4連装の小型ミサイル発射筒をM68パルデュスのように装着している。目次へ移動地球連合軍が開戦初期に鹵獲したジンを修復したもので、GAT-Xシリーズ完成前に実戦に投入された地球連合軍初の戦闘用MS。『SEED MSV』ではジャン・キャリーが最初に使用したMSである。地球連合軍にとってMSは全く未知の兵器であり、しかもその時点ではレナ・イメリアなど極一部の例外を除きナチュラルでは扱うことが出来ず、運用構想すら構築出来ない状態であった。そこでジャンなどの連合軍に所属している数少ないコーディネイターにこの機体を与え、実戦に投入させる事で生きた戦闘データを短期間に収集する意図があった。ジャンのジンもそうした機体の1機であり、機体そのものは通常のジンと変わらないが、識別とパイロットがコーディネイターである事による監視を兼ね、白色に塗装されている。ジャンはロングダガーに乗り換えるまでこの機体に搭乗し、ザフトのMSを多数撃破し多大な戦果を挙げ、「煌めく凶星“J”」の異名を付けられた。目次へ移動『DESTINY ASTRAY』に登場するカイト・マディガンのカスタムジン。左胸部を中心点とする白十字ペイントが特徴で、これはカイトがかつて所属していたコーディネイターの傭兵を育て派遣する組織「サーカス」において、そこを狙って撃たれる "標的" であるという事に由来する。性能はノーマル機とほぼ同一。劇中ではほぼジンアサルト状態(マディガン専用ジンアサルト)で一貫運用されており、手持ち武装は後述のリボルバーのみを所持している。ジェス・リブルのボディガードとしてアーモリーワン事変などのMS戦をほぼ無傷で切り抜けたが、ユニウスセブン落下テロ事件の渦中にジャンク屋組合本部のジェネシスαを巡る攻防戦にてテスタメントのコンピュータウイルスに感染し出撃不可能となり役目を終えた。目次へ移動『STARGAZER』に登場。インサージェントとは「反乱者、暴徒」の意。ユニウスセブン落下テロ事件事件発生後、水没した南アメリカ合衆国旧ブラジル地区フォルタレザ市街に現れた機体で、左胸にマーキングされた「K」の文字が特徴。また、右側頭部、左肩、及び腰アーマー前面に夜間用の投光器(本来、ジンのセンサーシステムには低光量テレビカメラが標準で搭載されているため不要だが、整備技術に劣る組織がその能力を十分に発揮できない為に装備した)を設置しているが、それ以外は通常のジンと変わりは無い。ザフト正規軍仕様の各種火器にものを言わせ都市を蹂躙しナチュラルの市民を大量無差別虐殺するという暴挙を行ったが、エドモンド・デュクロ駆るリニアガン・タンクやヘリからの焼夷弾といった猛反撃で沈黙。パイロットは3名の幼い少年少女達と判明したが、蒸し焼き状態のコックピット内で全員すでに死亡していた。目次へ移動するザフトがジンのプロトタイプとして開発した史上初の実用MS。別名、プロトタイプジン。(型式番号:YMF-01B)C.E.65年にイタリア系コーディネイターであるジャン・カルロ・マニアーニ技師が秘密裏にロールアウトさせた、史上初のMS試作第1号「ザフト」を改良し初の実用機としてC.E.67年に誕生したのがYMF-01Bである。名前に「プロト」と付いているが、これはZGMF-1017 ジンが就役した後に区別のため付けられたもので、当初は本機YMF-01Bを「ジン」と呼んでいた。単に「練習用ジン」「GINN TRAINER」と紹介しているメディアもある。本機はYナンバーの機種ながら相応の機数が量産され、ザフト初期の軍事行動や、練習、訓練用に活躍した。ジンの頭部に装備されているトサカ状の多機能センサーアレイはまだ設置されておらず、モノアイレール中央に支柱が付いているのが特徴であり、全体的な形状も扁平かつシンプルなものになっている。ヤキン・ドゥーエ戦役開戦時には既に実戦用のZGMF-1017が主力となっており、本機は専らパイロット養成用の練習機として運用された。また、民間に払い下げられた機体も多数存在し、多くが作業用重機として運用されている。これらの機体のOSはほとんどコーディネイター仕様のままだったが、複雑かつ素早い動きを必要とする戦闘以外であればナチュラルでも操縦が可能である。目次へ移動ジンの肩と背中に2つのレドームを装備し、偵察、及び索敵能力を強化した機体。(型式番号:ZGMF-LRR704B)ジンをベースにセンサー機器を増設し、索敵能力が大幅に向上しており、航続距離を延ばす改造も加えられている。単機での長距離航行も可能になっている。索敵、偵察の精度を上げるためにコックピットは複座型に改修されており、メインパイロットの他に情報収集要員としてサブパイロットが搭乗する構造になっている。劇中ではラクス・クラインの捜索を命ぜられたユン・ロー隊の機体が登場。同機は命令に基づきユニウスセブン跡に赴いていたが、偶然居合わせたストライクに狙撃され、撃墜されている。その後もC.E.73年に至るまで、宇宙用偵察用MSとして運用され、地球連合軍の核攻撃隊を発見など貢献している。またコロニー「メンデル」の常時監視用としても登場していた。目次へ移動『SEED MSV』『SEED』『ASTRAY R』『SEED DESTINY』などに登場。砂漠戦用の改修型(型式番号:TMF/S-3)。背部ウイングバインダー等、ジンに装備された空間戦闘用の各種装備は全て撤去され、新たに専用ガスタービン発動機と追加バッテリーを搭載している。砂埃の多い砂漠の悪条件下に対応すべく各部関節は徹底的な防塵処理が施され、各種カメラ・センサーも専用の物に換装されている。 更にソフトウェア面においても細かな調整が行われ、外見以上にベース機と異なる機体に生まれ変わっている。独創的な装備として、片脚につき4枚の折り畳み式補助設置プレートを有しており、展開させる事でかんじきのような役割を果たし砂地での走破性を向上させられるようになっている。砲戦用のザウート同様、主にバクゥの後方支援や兵站などを主任務としている。名称は Ginn Operation Commando Hard Environment Reinforced Type を略したもので、黄土色を意味するOcherも兼ねている。武装については、『SEED』および『DESTINY』両本篇で見られた重突撃機銃と下記の試製ライフル、関連ゲームや外伝漫画などで見られた無反動砲や重斬刀などが該当する。また、『MSV』での本機初出時に立体化を担当した模型師が自作したオリジナルの「重斬斧(重斬撃斧)」なる武器も伝播している。目次へ移動『SEED MSV戦記』などに登場。ザフト初の水陸両用MSかつ水中戦試作型。(型式番号:YF-3A)。表記ゆれで「ジンフェムゥス」。後の水中戦専用MS UMF-4A グーンのベースとなったため「プロトグーン」とも呼ばれる。陸海空それぞれで発展してきた在来通常兵器の役割を全てMSに置き換えはじめたザフトが投入した海洋モデル第1号が本機であり、このデータがジンワスプに繋がった。名称は "Ginn Fighter Experiment Maneuver in Water & Surface" を略したもの。武装は両腕の533mm8連装魚雷発射管(グーンよりも1門多い)と、背部の47mm水中用ライフルダーツ発射管。代表的なパイロットはマルコ・モラシムで、珊瑚海海戦では地球連合海軍を寄せつけない性能で圧倒した。なお、この機体はジンのバリエーションであるが「ジン目」ではなく「グーン目」に分類されている。目次へ移動『SEED MSV』『SEED』に登場。水圏適合索敵哨戒型として水中環境でも運用可能に改装した機体。(型式番号:UWMF/S-1)ジンフェムウスからのデータ転用で開発された。戦闘力はそれほど高くなく、浅度水深部の破壊・哨戒活動に限られる。強化型探哨灯と大型センサーが一体化した頭部とハイドロジェット推進器と照明灯を増設が大きな変更点。名称は Ginn Water Adapted Search & Patrol Type を略したもの。『SEED DESTINY』の時代におけるジンワスプの量産型で、型式表記の1文字だけが異なる。(型式番号:UEMF/S-1)基本的な構造はほとんど共通だが、水中用探査装置であるロレンツィーニ・センサーを最新型に換装しているので水中での航行力、探査能力が向上している。「PHASE-43 反撃の声」などに登場。目次へ移動『SEED MSV』『SEED DESTINY』などに登場。式典用の装飾を施した儀仗兵仕様機ではあるが、ノーマルジンと同じ型式番号となっている。左肩部と左翼メインスラスターにパーツを追加し、全体に樹脂パーツ製の金のエングレーブを模した塗装や装飾が施されている。これらの意匠は、民族として固有の歴史文化を未だ持たないコーディネイターが色彩心理学等を基にコンピュータシミュレーションでデザインしたもの。おもに、血のバレンタインの追悼式典、ユニウス条約の調印式典、ミネルバの進水式などで配備されていた。目次へ移動『SEED MSV』『SEED』『ASTRAY R』などに登場。偵察用に飛行機能を付与した実験機。カラーは黒・赤。(型式番号:ZGMF/TAR-X1)重力下での飛行を可能にするためにエアロシェル・システムが導入されており、後のディンの原型になった。ミラージュコロイドの展開機能を持つが、粒子を定着させる磁場が弱いため、展開中は常に静止している必要がある。極少数ながら可倒式レドーム装備型も存在するという。『SEED』本篇では、オペレーション・スピットブレイクにてブリッジを狙撃されそうになる直前のアークエンジェルに迫るMS群の中に計2機が続けざまで登場するも、どちらもなぜかボディ配色が黒・灰になっていた。目次へ移動『SEED Re:』『DESTINY ASTRAY』などに登場。通常のジンに追加装備であるアサルトシュラウドを装備した形態。同コンセプトのデュエルでは見られなかった型式表記に違いがあり、ZGMF-1017ASで表されノーマルジンと区別されている。主な搭乗者はミゲル・アイマン(漫画版のみ)、カイト・マディガンなど。火力、推力、防御力等が強化されているが、これらは全てアサルトシュラウドによるもので、素体は基本的に通常のジンと変わらない。 胸部、肩部、腕部、腰部前面、脚部、足先、背部メインスラスターに装着するパーツの内、肩にはガトリング砲、腕にはグレネードランチャー、脚にはミサイルポッドが備えられており、脚、足先、背部等のパーツにはスラスターが備えられている。また、これらのパーツはコックピットからの操作により簡単にパージ可能で、不要時や被弾時には脱ぎ捨てる事も出来る。他にシグー用も存在するがザフトの設計思想が追加装備による性能拡張から新型機の投入へとシフトしたため、生産数は極少数に止まった。目次へ移動『X ASTRAY』『ASTRAY B』『SEED MSV戦記』『スペシャルエディション 虚空の戦場』などに登場。次世代機就役までの繋ぎとしてジンに近代化改修を施した機体。宇宙での加速性能、航続距離を向上させるため、後にミーティアのスラスターのプロトタイプになったMMI-M729エンジンをメインスラスターとして搭載し、増設した各部のスラスターで旋回性能を高めている。また高機動化に合わせて加減速や旋回時に各関節部に発生するモーメントも増大しており、各部関節強度も一般型に比べ約30パーセント強化されている。信頼性と生産性の確保を最優先とし、既に他の機体で性能実証済みの「既存の技術」だけで作られており、特に革新的な機能は持たないが、ノーマルのジンに近い操作性と共用パーツの多さによる整備性の高さから前線から強く支持され、ゲイツが配備された後もこの機体を希望するパイロットが少なくなかった。加速・旋回性能では後発機である地球連合軍のダガー系を上回り、高機動MSの開発に遅れを取っていた地球連合軍も、テクノロジー解析のため傭兵に実機の鹵獲を依頼した程であった。『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場。エンデュミオン・クレーターの戦いで初投入されて以来、ジンハイマニューバ(以下"M型")はベテランパイロットからの好評と共に空間機動戦において高い戦績を残してきた。しかし、地球連合軍側MS出現以前の設計である事から、ブラッシュアップに止まらぬ刷新の余地もまた残されており、とりわけ地球連合軍MSがビーム兵装を大きなアドバンテージとしているのは看過出来ぬ事実であった。新型スラスターを搭載し宇宙空間での機動力を強化したM型に対し、このM2型は既存のスラスター群の強化とバーニアの増設によってMSならではの機動性を重視している。加速性能や航続距離などでは先に開発されたM型に劣るが、限定空間内での運動性能に関してはこちらが勝る。更にその機体特性を活かすために装備類も近接戦闘に有利なものを持ち、近距離での対MS戦闘能力はM型を大きく上回る。また、小型ビーム兵器(ビームカービン)の運用を可能とするジェネレーターの搭載や、トサカ型アンテナの改装による通信機能の強化等の近代化改装も加えられており、全体的な性能も向上。これにより、攻撃力においても連合側のダガータイプに遅れを取る事は無くなった。機体もM型に比べより生産性に配慮した設計となっている。結果的に改修箇所の形状がノーマルジンに逆行したかのようになったが、あくまでもM型の直系機である。本機の実戦配備はM型の後であったため生産数は更に少なく、一部の特殊部隊や警備部隊に配備された程度に止まったとされる。だがM型同様通常のジンに近い操作性と高い信頼性を有し、やはりパイロット達からの評価は良好だったと言う。ユニウスセブンを落下させたテロリストや『DESTINY ASTRAY』でジェネシスαを乗っ取ろうとした脱走兵が使用するなど、古参兵が多いザフト脱走兵も使用していた。ゲイツやザクウォーリアなどの次世代機と比較して本質的に旧式化している事は否めないが、その操作性と近接戦闘能力からパイロット次第ではこれらの機体を上回る戦闘能力を発揮する。特にユニウスセブンを落下させたテロリスト達が搭乗した機体は乗り手の差も相まってジュール隊のゲイツRを圧倒した。目次へ移動する目次へ移動目次へ移動

出典:wikipedia

LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。